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佐倉友章

 三重県生まれ。東京芸術大学器楽科卒。1968年9月からフランスへ国費留学、ジャック・ランスロ氏他に師事。1993年健康上の理由により香川大学教育学部教授を退官。残り人生を「信ずる音楽を目指すマルチミュージシャン」として歩んでいる。クラシックはもとより、ジャズ、演歌すべての音楽に精通。1996年クラリネット、サヌカイト演奏でライオネル・ハンプトンと競演。絶賛を浴びた。最近は娘の上野和美さんと共演・録音を行っている。

      

けいの里サヌカイトコンサート2000

 

 石との出逢い そして今回の録音について                           佐倉友章

 不思議な石との出逢いは、忘れもしない昭和60年1月、51歳の時交通事故で腰椎骨折 半年間ギブスで固められ、たた天井を眺めているだけの日々を送っていたとき 見舞いにきてくれた友人が持ってきてくれた1オクターブの石琴であった。なんといっても完全11度上の音がはっきりと聞き取れ それまではオクターブと完全12度の響きの世界の中で生きてきた自分にとっては 全く新しい宇宙であり、その音は幼い頃毎朝仏壇に向かって”お勤め”をするときの”おりん”の11度であり、縁あって”お四国”に永住となった巡礼の鈴の音であった。ここ十数年はこの音がいつも頭の中で鳴っています。

 サヌカイトの生まれた金山での録音を強く希望しました。何万年も眠り続けていた「かんかん石」が山の持ち主の前田 仁さんにあって陽の目を見た・・・また、その時に出会った自分・・・ またも緊急入院中に抜け出して ぶっつけで、たった四つの音のみで末娘とのかけ合い・・・ 何か運命的なものを感じます。 前田さんに心から感謝します。

    

レコーディング風景

realaudio format( 383K) sample sound

  

ライオネルハンプトンや北村英治氏と

 

坂出市民大学講座にて通常の講演に混じり珍しい音楽でサヌカイト演奏会

 

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