stone instruments 石の音

金山

2014年 今年は桜が綺麗です けいの里の桜はこの数年咲き乱れると云うほどには美しく咲かず
あきらめかけていました コンサートツアーに出かけている間に満開です 一番良い季節

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「かなやま」というくらいだから昔から大事な場所だったに違いない

けいの里 2008年 4月25日

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過去のkanayama

今年の金山の紅葉はとってもきれいでした 12月に入ってソロソロ冬支度 寒くなってきました
落ち葉の掃除が大変なのです 一日でこの通り 2006
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現在展示室を改装中 続いて録音室の整備を
このようなプランも一応あります 展示場の構想も図面だけは出来上がっています 2006
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金山は、四国の香川県坂出市の市街地の東南、江尻町にあり標高282m。
四国霊場79番札所、高照院、金山権現がある。
金山権現さん かつての栄華は無いものの大権現とも言われる
琴平の金比羅さんはここから別れて行ったrとも言われている
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可憐な草花があちこちで見られる
すもも 美味しそうな香りが 他にもゆずやキンカンなど
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夕日に山桜 春の金山は優しい表情で癒されます
かつては松の木で覆われていましたがマツクイムシにやられて無くなって以後
色々な木がそれぞれの姿で金山を包んでいます
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桜の木の向こうに坂出市街と瀬戸内海が一望に出来
ここからは岡山県も望め 眺めの良さが自慢の住宅地です
江尻町は、日本武尊に退治された悪魚「江の魚」の尾が、
流れ着いたところから名付けられたとされ、戦った八十八人の兵士を救った水を、
弥蘇場(八十場)の水という 。爺ガ松古墳の石室 東斜面にある全長40mの前方後円 墳、
その上方には、全長40mの前方後円墳、ハカリゴーロがある。
墳丘は、サヌカイトを積み上げている。銅鏡出土。
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けいの里の横に広がる、古代人のサヌカイト製石器製作場 跡、
小さなサヌカイトが辺り一面を覆っている。 あまり人が来ることもなく
そしてあまり知られていないので静かに昔を感じられる
手のひらほどの大きさのものが散乱している
金山には数カ所石器時代や縄文時代そして弥生時代に至るまでの
石器原石採取跡が昔の面影のまま残っている
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瑠璃光寺のすぐ近く 八十場の源泉 崇徳上皇崩御の後、
処置について都の指 揮を待つ間、ご遺体を浸したおいたとされる泉。
低い山ではあるが、一度も涸れたことがなく、独特の水色。
小さなサヌカイトで壁は出来ています 一度バラバラになっていたものを復元
仁和寺修行道場瑠璃光寺跡行基作とされる、
伝説の悪魚の骨で作った(とされる)薬師如来像がある。
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泉から湧き出た水 ここから地下に入りところてんのところまで
金山北面にはミニ八十八ヶ所巡りの石像が並ぶ。現存するのは60ほど
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けいの里 鯉のいる池(白い水は金山の特長)  鯉もずいぶん大きい
けいの里 中庭 石の橋と芝生広場  桜の季節には美しく咲き乱れ バーベキューなどで楽しんでいます
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けいの里 建設中のサヌカイト展示場 コンクリートと石積みの建造物、庭などがある 少しずつ 少しずつ
けいの里 エントランス 多目的ホールと応接室、展示場・作業場がある
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けいの里 ホール内部
年に数回コンサートが開かれる。100人程度収容。
大きな温室  吊り下げ型サヌカイト自動演奏機、天井は、アクリル製
温度調節用にシートが開いたり閉まったり
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かつてのメインスピーカー アルテック A-7 及び 自作サブウーファーfw800使用(バッフル盤は大理石)
けいの里 音響・照明コントロールルーム
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けいの里 スタジオ STONE VOICE
録音編集ルーム 2000
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【民話】
むかし城山に城山長者というお金持ちが住んでいました
城山の長者には 絵のように美しい娘がありましたが どうしたことか足が立ちません
そこで長者は 城山のてっぺんからふもとまで 車みちをつくって 朝ばん二回散歩することにしていました
娘はそれをいつもよろこんでいました
城山のふもとの金山には 金山長者という金持ちが住んでおりました
金山の沖の海の底には 金山があったから このあたりでとれる鯛は
金色に光っていましたそしてとても高く売れました
だから金山長者は よその国からめずらしい宝石や織物を買いあつめることができました
ある日のこと 金山長者は、「宝くらべをしよう」と城山長者に申し入れました
「これは、こまったことになったぞ」
城山長者は 娘の足の治療にお金を使ってしまっていました
いよいよその日になりました 城山長者の家には大勢の見物人があつまりました
金山長者は 宝ものを何十頭もの馬につんで 庭まではこんできました
見物人は その宝物におどろきの声をあげました
城山長者は 車に娘を乗せてあらわれました そして
「これがわたしの一番の宝物です。」といいました
娘の心の中には 城山の松や草花のうつくしさがしみとおっておりました
見物人は娘のうつくしさに思わず 「おお。」と叫びました