責任も感じて

100220.jpg

 

 ソニーが一時期がんばったSACDの普及 結局失敗として消えていくのだろうか 圧倒的に良い音質 自然に近い感覚 密度の高いしっかりした聴感 全てにおいて現状のCD音質を超えるのに なにが悪かったのだろう iPod等の圧縮型音源で人間は十分なのか 良い音は必要ないのかなあ

 新しいサヌカイトのCDはSACDでと考えている(た) 需要はある 高い周波数低い周波数の再生はサヌカイトの特性と「はまって」「効果は抜群だ」のはず 録音は何とかなるが 私のような小さなレーベルがプレスするには調べた限り1社しか受け付けてくれない上に通常のCDプレスに比べて3倍以上のコスト 実際作ったとしても選択できるCDプレーヤーはだんだん少なくなってきて 特に値段の安いものは生産中止ばかり オーディオマニアだけで進んでいくのかな 

 「良い音」を広めるはずではなかったのか ソニーはそれを安い値段で実現させるつもりでがんばったと思うのだが 軽薄短小な現代に殺されていっている 私はまだ普及の可能性は十分あると思う 携帯プレーヤーがドックで接続されても良いから SACDが再生できるポータブルSACDプレーヤーを作ってください 音質の違いは分かってもらえるはず ついでに言うと 普及には安価なDSDマルチ録音機材の開発と ソフトの開発も不可欠 ほんとにお願いしたい PS3でSACDが再生できたのにそれを切り捨てるなんて

 SACDに関わったソニーの知人がたくさんいて 一生懸命やっていたし 会社も採算を考えずに頑張っていたことは紛れもない事実 結局ユーザーが悪いのかもしれない まだまだソニーだからこそ出来ることの一つだと思う 私などが力になれるような話でもないけど

 

SANUKITE HOME

2012年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
Powered by Movable Type 5.04