2010年8月アーカイブ

Golden Slumbers 最後に

100829.jpg アビイ・ロード 1969年9月26日発売

  ゴールデンスランバー 史上の名曲を含む 2009年9月9日発売のリマスター盤を購入した LP「レット・イット・ビー」が私最初のビートルズだけど この「ABBEY ROAD」がマイベスト マイベスト中のベスト B面の連続する美しさはポールがウイングスで再び見せたけどやっぱり思い入れはこちら 昨日はマーラーの5番をずいぶん聴いた 心を揺さぶる第4楽章 でもビートルズの方に感激するのが自分本来の姿のだと思う バラバラなメンバーの心よりビートルズと云うバンドとスタッフのもつ能力の素晴らしさ すがすがしいくらいのポップス 最後のビートルズ現役世代で良かった 映像はポールの演奏ですが 本物はないから


 

 復活して1年 夜寝る前にブログを書くのが体調に悪いと感じて このブログは閉鎖します 約束して完成していないサヌカイトのホームページも改訂しなければ たくさんの方に読んでいただいていて感謝していますが できればサヌカイトのホームページを見ていただけるようお願いします そちらをブログ的に変えますので evergreenさんのIronRosaryというブログが閉鎖されて私もやめて 思い直して書き始めたけどね だんだん見てくれる人が多くなると書きたいことが書けなくなるのが可笑しい 次は短編小説でも書きますか 感謝 涙

ルースアズール公演

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 ルース・アズールのコンサートが2つ決定 6月1日の紀尾井以来静かにしていますが 先日リハーサルも再開 気持ちも新たに今年12月に企画しました 東京と新潟の三条(他検討中) 昨年12月24日高松でのデビューコンサートの様なクリスマス気分も味わえる構成になるでしょう そして会場も200名から300名のキャパで ほとんど「生」で聴いていただけると思います ご期待ください 詳細は決定次第お知らせします 小松玲子さんも 常味裕司さんも 松本泰子さんも 錦田知子さんも 喜多形寛丈さんも やる気満々 さらにもう一人も あっ私も頑張って作り上げます

 ★12月7日 火曜日 19時開演 自由学園明日館(みょうにち) 東京都豊島区西池袋2-31-3
JR池袋駅より徒歩5分 目白駅より徒歩7分 アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計 1997年国の重要文化財指定された建物で「古き良き講堂」での演奏をお聴きください
 ★12月10日 金曜日 19時開演(未) コロナホール 新潟県三条市東新保7-7コロナ本社3F
信越本線三条駅より徒歩10分 サヌカイトに関心を持たれている (株)コロナ(株)タカヨシの関係者の方々にお世話になります

 病院のお世話になりっぱなしのような気もする 今日この頃 本日も観音寺某医院にレッツゴー 内容は説明しません 頑張ろう やっぱ運動不足かなあ その通り 天から声が聞こえてきそうです 明日は日曜日 楽しく過ごそう なんて

何でもそろう

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 写真は東京からの友人と「がもう」にうどん食い 13時になろうかというのに並んでいる(いつもだね) たまにここに来るが 食べられないことも多い 並んでまでは食べないから 今日も私の後 急にこの状態 味は変わりませんね(10年前となら少し美味しくなったかも) 友人は当然喜んだ 昨日は「日の出製麺」の行列をみてあきらめたので

 何でもそろう は言い過ぎだが高松成合の西村ジョイに けいの里の建設部材を見に行ったのだ とりあえず小さな温室をサヌカイト展示室に変身させるための材料 久しぶりに行ったのだが 相変わらず「こんなものまで」状態 家は簡単に建っちゃう あらゆる材料がそろってる あーだこーだと考えていたら一日はすぐ経っちゃうね 楽しい あれをあそこに これはあれに と1時間楽しんだ 気分転換と必要性がミックスされたディズニーランドみたいなモノさ??? である程度温室の感じと 現在の展示室のイメージが出来た出来た

変なところに驚く

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 久米通賢の事を調べていたら あまり知られていないが測量に関する発明が多く(水平儀等々) 高松藩の命令で讃岐地図を作るために香川県の沿岸を測量している(伊能忠敬より前に) 写真はその地図 塩田開発のみならず天才ぶりは 鉄砲や大砲作り 空気の重さまで量り 養老の滝というポンプを発明したり 面白いのである 驚いたのは香川県 現在の面積は日本一小さい事は有名 しかし岐阜県高山市よりせまいらしい びっくり だから私は香川県はひとつの市になろうと言ってるのだ 香川県讃岐市でも 高松市でも 県と市で8年かけて上手く棲み分けしてゆく 行政コストを下げる サービスの低下は少量にとどめる(プラスマイナスある) 魅力をアピールする その頃には道州制に近づき四国の中での真のリーダーになれる力がつくのではないか 今 香川県知事選の戦いが行われているが どうも乗り気がないのは自分にとっても残念なところ わが郷土はどこに向かっていくのだろうか

 本日 防衛協会青年部の部長から身を退くことになった もうすぐ53歳だから青年でもないだろう 次期部長は48歳 やっと青年にもどるね 有り難いことです なんにも出来なかったのが申し訳ないが 今の時代は難しい 言い訳でスミマセン この話は「はや田」にて美味しい料理とお酒で完成 心が和みますからねえ「ついOK」 早田夫妻に感謝と云うことで

ENN / Hiroki Okano

100825.jpg by 岡野弘幹

 山でCDを整理していたら とっても地味なジャケットが目にとまった 日本人の名前だが全て英語で書いてある ハンブルグの名前が見えるからドイツのレーベルらしい かけてみるとヒーリング系 1992年リリースなので18年も前だ ネットで調べると岡野さんという方のファーストアルバム 結構活躍されている方らしいし ファーストアルバムはもう買うことが出来ないようだ 貴重? ファーストにしてなかなかまとまった いかにもヒーリングという音だけど エンターテイメント性も構成もしっかりしている 岡野さんは現在46歳くらいだから20代後半に作られたのか 龍村仁さんや船井幸雄さんの名前が過去の経歴に出てくるのでそのあたりの関係で 手元にあるのだろう ヒーリング系自然派のわりにメジャーで華やかな世界でも活躍している 珍しいかもしれない ちょっとライブも聴いてみたいが 調べるとすぐには行けそうにない場所 残念 チャンスがあったらどこかで 四国の出身とも聞く 船井さんの大きな集会ではSUGIZOとライブを一緒にしていた 屋久島の原生林で1000個以上もの風鈴を吊るして録音されたというサウンド・オブジェ・・・とか どんな方? 

   

睡眠改善薬

100823.jpg ドリエル

 このところ夜何度も目が覚めると報告したけど 寝付きはよい 薬局で症状から渡されたのがこれ 数秒で寝てしまうのが得意技?の私にとって 全く関係ない世界だったはずだが これ以上続くと困るから ちょい試してみよう と

 眠りが浅いといった一時的な不眠症状の緩和に効果をあらわす睡眠改善薬です 効き目成分のジフェンヒドラミン塩酸塩は アレルギー症状をおさえる目的で広く使われていますが 服用により眠気をもよおすという作用があり ドリエルはそれを応用してつくられました 布団に入ってもなかなか寝つけないときなど 1回2錠を就寝前に服用してください

 11時頃飲み 11時半頃には寝ていたのではないかと思うが 午前1時半頃苦しくて目が覚める 身体に力が入らない 特に腕と肩と首 太もも 恐ろしくなってなんとか起きる 居間で横になったり 水を飲んだり まいったまいった 薬に強い(効かない)私がこんなになるなんて 合わなかったみたい やめましょう ネットで検索すると「良かった」という投稿も多い 効果や副作用は やはり色々のようだ 当然自己責任であるから ね

 今日は特別早く寝ましょう 11時には寝てるように 今は10時35分 起床6時半で 予定睡眠7時間半 数年経験していない長さ すばらしい 夢のようです ははは ではお休みなさい


東京学芸大学へ

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 写真ではよく見えませんね 武蔵小金井にある東京学芸大学へ(もちろん初めて) 中央線に乗り日曜日だから西荻窪は通過 三鷹に近づく頃には緑が増えてきて武蔵野らしさが増してくる バスに乗り10分 国立大学らしい風情の古さが混じった大学構内 木の大きさが歴史と風格 地質系学会に参加出席 サヌカイト名前普及及びジオパーク讃岐のお勉強(サヌカイトも展示) あっという間の滞在時間ですぐ羽田空港へ お世話いただいた方には申し訳ないが 予定もあり失礼した 今日はさらに体調がひどい 最近寝不足だったので疲れがどっときて 足ががくがくする 顔色が悪いと言われちょっと感じるモノがあったから大人しくした 3000円のユンケル飲んで(大奮発だあ 気分のもの) いざ讃岐へと

 学会で思ったこと 学者が設営するとイマイチ参加者への配慮が無いというか 私が学生の頃から変わらないのだろう 参加者への優しさに欠ける(事前チェックの時間もないのかも そういうのに慣れてしまっている たぶん 費用もギリギリだろうし) 講演会の発表者もいつまでたっても自分が判っちゃってることを喋り倒す感じ 聞いて良かったと感じたり 聞く人が判りやすいしゃべり方をする人が少ない 自分がいろいろ設営するとき 発表する時はどうするべきか考えながらの帰路 とにかく暑い中みなさんご苦労様です

 夜はバーベキューに行く 動くつもりはなかったが 性格なんだなあ 火をつけ肉を焼いて・・・あまり呑まず食べずであったが とりあえず楽しく終了 最近夜中に何度も眼が覚めるのは 経験のないことでよく判らん 夏だけに疲れが溜まるね 少し考えましょう
 

日本人の起源 by 埴原和郎

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 はにわら さんと読む 「日本人はどこからきたのか」というテーマの本はたくさんあって 邪馬台国に並ぶ日本における考古学上の解決しない大命題  日本人のルーツはどこにあるのか 長い間追い求めてきたロマンあふれる疑問 私には持論はなく知識もないが よく考えれば中学時代から本は読んでいたので ミトコンドリアDNAなんてプランクトンのような言葉も覚えて 父親は南方系の顔かなあ(彫りが深く鼻が高いインド人みたい) 母親の顔は北の方かなあ 人種的な話しになるとヒステリックなったりするから あまりテレビなんかでは取り上げないか 縄文人と弥生人の二重まぶたと一重まぶたくらいで 抑えておきましょう 酒豪マップから考える日本人のルーツなら可愛い 

 で この本 日本の旧石器時代人のルーツは(縄文人も)中国南部から東南アジアにかけての地域で 気候が冷涼化するにつれて北東アジアの集団が南下して来た これは縄文末期から始まったが弥生時代になって急に増加し そして混血していったのだが 混血が僅かしか起こらなかった北海道と南西諸島に縄文人の特徴をが残ることになった というもの 楽しい本でもないが ただし色々な角度から説明してくれていて読んでいて飽きない 冒頭出てくる北京原人や明石原人には昔から胸をときめかせたから

 ある ご夫婦で経営されているイタリアンにて食事 は~いみなさんウェルカムというお店ではなく(ここで紹介してもしかたがない)常連さんによる予約でおしまい 一日多くても6名程度のお客さんらしい(ランチは安くしているらしい) 巨大ボルチーニ茸のグリル 超アルデンテうにスパ メインは牛カツレツ お店の雰囲気から応対まで 私が食べてるいつものイタリアンではない 好きな人は好きダメな人はダメ(何も求めるかだね) 典型的なお店 ここの美味しさを十分堪能できるには 気に入ってもらうのが一番早い? 当然美味しい料理ばかりでしたが 大人しい私がそこにいました     


BAGS & TRANE/MILT JACKSON & JOHN COLTRANE

100819.jpg バグス・アンド・トレーン / ミルト・ジャクソン&ジョン・コルトレーン

 ミルト・ジャクソン(vib)ジョン・コルトレーン(ts)ハンク・ジョーンズ(p)ポール・チェンバース(b)コニー・ケイ(ds) 1959年録音 サヌカイトに係わったのはライオネルハンプトンだが 私は一度も生を見たことが無く(父や母は何度もアイダホのライオネルハンプトン・ジャズフェスティバルに行ったが) CDを聴く限りではミルト・ジャクソンが好きだったりする ジャズ好きではない私でもこのメンバーは全員知ってる きりきりした音ではなく とんがってもいない二人のセッション(もっと喧嘩するような絡み合いが好きな人も多いでしょうが) アナログ盤だと感じがよいかも 1959年だから私が2歳 遠い昔だが録音も素直な感じで 気楽に聴けるからたまに取り出して聴いていたのだ

 今回アトランティック・ジャズSHM-CDコレクションで発売され なぜだか購入 SHMになって細かい音が聞こえる気もするし バイブの質感も高域密度が高く 且つしっとりした感じ もっとも感じだけなのだが 有り難いことにボーナストラックがとっても良いのだ 二人の巨人がお互いの演奏をどんな風に聴いて応えていたかなんて知るよしもないが コルトレーンの素晴らしさも知ったし大人のジャズじゃ

 今日は何となく 心が 「がんがんいこう」というという気にならず 無駄な一日に近い まあこんな日もあるさと 納得している マッサージにでも行けば良かったかな いやいや散髪に行かねば ちょいはずかしい長さになってきた けいの里の模様替えも少しずつ 一日一時間進んでます 夕方は山の風が涼しい気もするけど 今年は例年に比べて大きな蝶々が少ない気もする(嫌な蜂は多いのに) 毎年毎年動植物の多い少ないが見られる 昔ほど変わった昆虫にお目にかからなくなってきた そうそう ヨガのCDの為に金山の環境音を録った これが録音したサヌカイト音楽に上手くはまって重ならないんだ 気にしすぎると終わらないのです 期日は近いのに 映像はミルト・ジャクソンだけ 脇が締まって身体と一体になり 軽くスイングしている 彼の体型に演奏スタイルがぴったり 笑顔も自然に出てくる 




陽光と静寂 / Madredeus

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 けいの里でひさびさに持ち出したCD マドレデウスの4枚目(3枚目?)1994年発売 ソファに横になってしばし心と体の休憩 寝てしまいそう まさにポルトガルの音 ヴォーカルのテレーザ・サルゲイロの透き通る歌声(ちょい北欧系かと間違える) アコーディオン チェロ ギターのアンサンブルが優しく支えている このアルバム冒頭に収録されている「コンセルティーノ」 美しい組曲に驚かされるが(名曲だあ 特にDestino"の冒頭部分) 楽器とヴォーカルのかぶりタイミングが良い(センスだねえ) 全体通じて静かな 歌い上げても情念的でなくありがたいし深い 私の思うファドとはスケール感やクリーンさが違うけど この郷愁を味わいにポルトガル行きたいなあ シンプルで 祈りの音だ ジャケット写真が古っぽくてどこかに向かって・・・何年も前に聴いたときはどんな風に感じたのだろう 思い出さないけど 今日は多少心が沈み気味だからぴったり よかった 




小山実稚恵さんのショパンを

 仕事も絡む友人達と呑んで喋ってホテルに泊まって 引田から早朝仕事に戻る 長い一日だった 有意義だったか無駄足が多かったか考えないようにしよう ようやく6時半金山へ 気がついたらけいの里は暗くなって いやーな感じがした 小山さんの2枚のショパンをかけながら片付け 身体は正直で 手が止まるほどの演奏だと感じたら ソファーに沈みこむのだ で

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 写真家のBANAZOちゃんがワルシャワへ行くという もちろんショパンコンクールを撮りに 今年の高松国際ピアノコンクールに出場したピアニストも数人参加するらしい ワルシャワだ 行きたいなあ あこがれの街(昔から読んでくれている人は理由を知っている) 

 ともにSACD 小山実稚恵さんは1985年ショパンコンクール第4位 日本人として初入賞 今年は審査員とか CD 左は ショパン 24の前奏曲 ピアノ・ソナタ第2番「葬送」他 昔から棚にある10年前の作品 いきなりの序章と華麗なるボロネーズがちょいと辛い ピアノのアタック音が耳につく 硬く感じてしまう ベーゼンドルファー290かな 浜松からってヤマハかな その後の「葬送」で気も落ち着くが のめり込むと云うほどでもないのが申し訳ない これは理由がある訳でもなく 「感じ」だから もし心の中で 日本人ピアニストだからって思ってしまうのが理由だったら辛いのだが 違うんです

 右は今年発売記念盤でワルシャワの話を聞いて最近購入 昨年ワルシャワで録音したもの(ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11 と ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21) 貫禄の超絶技巧 こんなに素晴らしい演奏を聴きながら感動しないのは 私がショパン好きではないからだと気がついたのは ストップボタンを押したとき まだ新しいオーケストラ シンフォニア・ヴァルソヴィアも初めて聴いた むーん解らない出来 このSACDは3045円 EUからの輸入盤は1385円 さらに考え込んだ youtubeには色々あるが 上手い あたりまえか     



合掌 那須幹博さんへ

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 一昨日お会いしたばかり この2週間で3回お目にかかり話しも良くした 栗林公園の那須所長さんが急死された 公園事務所からの電話で知った(ありがとう) まだ55歳 昨日の高松祭りで踊った後 打ち上げ中に倒れたとか(不確実) 心臓だ 栗林公園のあるいは香川県の観光に情熱的に係わってこられた 香川の宝のような人だった 公園をどうするこうすると2日前いつものように夢を語り 熱弁をふるっていたのに 毎日毎日遅くまで仕事をなさって 「栗林公園は遅くなると静かで いくらでも仕事が出来る」と話しをしてくれた 無理せずお体大切にって言ったのに 香川のたくさんの人達ががっくりきているに違いない 本当に残念 同時に私もいつ同じようになるか判らないとも感じた 時間がない ご冥福を祈るばかり 替わりはいないんだ 私に出来ることは受け継ぎますよ 那須さんが希望していた 11月19日からの公園ライトアップにサヌカイト演奏と永楽亭のお弁当 実現したいけど・・・ 

100814.jpg 訳 寺田和夫

 大衆の反逆には3種類の翻訳があるが これはラテンアメリカ考古学で有名な寺田さんのもの(比較したわけではない) 冒頭の2002年に書かれた 佐々木孝さんによる「今日的オルテガ」に助けられ(これだけでも十分) 読破 佐々木さんはドン・キホーテで有名 この本を手にとったのは本の題に依る 参議院選挙の結果は首相の「消費税発言」が影響したとされ 結局この手の問題は選挙の後に顔を出さないとダメというのでは 選挙は選挙 政治は正しく行われず「大衆」を大人しくさせ怒らせず 何となく行われることになる 消費税で惨敗した自民党の過去を「反省」しているだけだから 「選挙の前に言うことはない」と言う民主党の議員さん達も情けない話しであり まったく結果のみ見ている 「大衆」は消費税を持ち出したから票を入れないのだろうか・・・収入の倍の生活をしている実感のない国民をどう導くのか 大衆の意識とはマスコミに作られるもので 実態は何 で この本

 スペインの哲学者オルテガ(1883-1955)の1929年に書かれた理論を 現代の政治家がしゃべったら即 「大衆攻撃者」と烙印を押され 政治家失格と云うことになるのだろう 世の中が何も考えない(自分では考えていると思っている)大衆によって(選挙のために気にしすぎて)動かされている事への批判 (私も大衆なのだが 少なくとも謙虚さはもちあわせていると信じている) 第一次世界大戦後に書かれ古くささもあるが現在の状況に当てはまるこの本が再び読まれても不思議ではない 「貴族主義」あるいは 現在なら「エリート主義」として批判されることは確か しかし彼の大衆や貴族の定義は私が当初考えた事とは少し違う事も認識する必要がある(読めば解る) 単純にマスコミを信じ 権力をこきおろせば民主主義が成立するという感覚を持たないためにも ディベートを宣伝するわけでもないが 理性的に考え語る習慣を身につける勉強を学生時代にするべきだろう いやこういった本を高校時代か大学時代に是非読んでみることを薦める先生が多数出現してくれたらありがたい 書かれている内容に諸手を挙げて賛成と言うつもりもない 解ってないなこいつと思うところも ヨーロッパ中心絶対主義的だと感じるところも多々ある それはこちらが解って読めばよい まあ「シーシェパードの正体」を読むよりは素直になれる

 今日は終戦記念日 最近は特別な日という感覚が薄れてきている気もする 私個人の問題かもしれない あまりテレビを見ないからかな 12時といえば 88cafeに着いてランチを注文しようとしている時間だった 反省 風化という言葉を受け止める  

臓器移植に関する思い

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 現在の日本の脳死判定基準である「竹内基準」を作られた本人の一冊は知識として と 最後の一人になっても徹底的な批判を浴びせると公言する著者による臓器移植に「不安」を覚える一冊 重い本である

 ある臓器移植によって様々な報道がされ色々な意見がいまめぐっている 私も脳死状態になれば 使える臓器があれば使って欲しいが(使えないかな) 脳死がどうのこうの 死は何か 移植をどう考えるかについて私の意見ははっきりしていて 「脳死は死ではない でも ほぼ100%自分は植物状態になるなら自分の臓器によって助かる人にその命を分けてさし上げる」 魂だけになるのがちょっと早い それだけなのだ たまには家族で話しをして 本を読んだり勉強して その気になれば登録すればよい それも個人の自由 ただ子供の場合 回復する確率の問題で納得できないところがあるのが事実 自分でもそうだろう(正直無理かなと思う) 議論されて然るべきで 賛否両論医学的結論も出ない 悩み続ける国であって欲しい それを決めるのが「政治的決断」なのなら なやんでなやんで良い政治家を選ばなきゃ

 年末まで139日か 既に226日が過ぎた 早いモノだ ブログもぼちぼち書いている程度で申し訳ない 見てくださる方に心配をかけないくらいに更新する ここのところCDや本を買う数が減っている 時間もないから仕方がないかなあ 夜ベッドに入って本を読もうとするが2ページでダウン ははは 情けなし お盆に入っているが休みもないし 混んでるから旅行にも行かず ほとんどけいの里で片付けしてます 一人で音楽聴いて幸せなのだ


APRES UN REVE / Mischa Maisky

100813.jpg ミッシャ・マイスキー
                             夢のあとに~フレンチ・ソングズ・ウィズアウト・ワーズ

 西本智実 with ミッシャ・マイスキー ラトビア国立交響楽団 確か栗林公園でチラシを見た「西本はどうでも ミッシャ・マイスキーは素晴らしい」と某友人 高松が日本の最初(ゲネプロ風か) これは聴きに行かねばならぬ チェロは好きな方だが彼のCDは持っていなかった ポちっと判りやすいこれを購入 フォーレの4曲いきなり素晴らしい ビゼー ラヴェル ドビュッシー マスネ プーランクなど23の歌曲 こんなチェロ聴いたこと無し(来日は30回を超えファンクラブまであるらしい 服はイッセー・ミヤケ) 黒みの多い陰影が人生の重なった情感を表している 個性的で判りやすいチェロとピアノ(ダリア・オヴォラ) CD1枚23曲 同じ曲調編曲(ピアノで始まりチェロが続く)も考えようで善し悪しだが ミッシャのチェロはヴォーカルと同じように感情を伝えている BGMでも良いじゃないですか(喫茶店でかかっていると嬉しい ワインバーでも良いね) バッハを弾いても変わらないのだろう とっても良い音色だけど辛いときに「向き合って」聴くには厳しいかもしれない ヨーヨーマだったら心は乱れない やっぱり良いメロディは宝だ 才能だ 授かり物だ

 今日はひとつ報告 結石で昨日から苦しんでいたが お昼の鮨屋で ビックリするくらいでっかいのが出た その後は嘘のように痛みが無くなり 平和な日々が訪れるかもしれない 労災病院に行かなければならないのに ご無沙汰であります ついでに鮨屋は「寿芳」 いつも通り「穴子」が美味しかったが今日は「蛸」の日 いやはや ちょっとしぼった酢橘が効いてます 感謝 




80年代日本ロック

100812.jpg レコードコレクターズ9月号

 ベスト100とか書いてあるからつい手にとって 買ってから中を見ても知っているアルバムが少ない 買ったのなんて全然無い よーく見ると80年代 そーかそりゃ知らないわ 日本の音楽全く聴いていなかったから で 大瀧詠一のロングバケーション と山下達郎のメロディーズ その程度 アルバムの紹介文を読んでも買いたい気持ちにならなかったぞい 残念 思い出がないんだなあ

 この雑誌読んでて バッド・カンパニーが10月にオリジナルメンバーで35年ぶりの来日だって オリジナルメンバーとはいっても ベーシストのボズ・バレルが2006年に亡くなっているので 厳密な意味ではオリジナルではない ポール・ロジャースとサイモン・カークそしてミック・ラルフスの3人が再び集まったということで うれしい限り

 ルース・アズールの色々を話しながら 今日は久しぶりに高松の串揚げやサン「とんぼ」に 開店当時を思い出すし 歳とったなあって感じて でも 相変わらず美味しくて満員 岩蠣や鱧の天ぷらもあって 夏にはビールがよくあう 帰る前にすぐ近くのヴァンドュヴァンダンジェへ クロードデュガのジュブレシャンベルタン99とヴァランドロー01の2杯 ヴァランドローは以前より甘く柔らかく変身していた 街はあまり混んでなくて代行もすぐ来て 体調悪かったから早く帰った 

気分を変えて WonderGirls

Nobody by WonderGirls

 

 この前六本木Arai barに行ったとき 新井さんがニコニコしながら最近これが楽しいとDVDをかけてくれたのが 韓国の人気グループ 軽めの楽しげな 一度聴いたら耳から離れないフレーズとポーズが印象的 本格派の(なにが本格派かは秘密)友人には「なにこれ」と言われそうだが これはこれで気分転換に素敵 もちろん恥ずかしいので好きとは言えないけど 韓国の芸能界は厳しいらしいので笑顔がどこまで本物か判りません 日本のなんとか48よりは理解できます 途中で映る綺麗な女性は韓国の女優さんかな 次回アライバーに行ったら話しに参加できるか勉強しました Youtubeで何千万ヒットという凄いPVもあり  まっ そんなところで 失礼

 全く関係ないけど 永楽亭で人と人の紹介 それは良かったが鰻が美味しい 全体的に薄味のなかで鰻が際だつ 白焼きに強い冷酒 ありがたい くらくらする 暑い夏もそろそろ終わりに近づいているのか 天候は不順になってきている 台風が来ないのも有り難いけど不安でもあり 水不足はないから安心で

また小豆島へ

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 芸術祭か海水浴か満員のフェリーで女木島へ よく見れば半々の構成 私は港でみんなの帰りをコーヒー飲みながら待って「すみません」 それからチャーター便で小豆島へ 会議を途中で抜け出し 我が社小豆島営業所社員の人に港まで送ってもらう 今日営業所に30代半ばの女性が道を尋ねに入ってきたらしい 歩きで数カ所めぐるつもりだとかで これから1時間くらいかかってある場所に行って その後人気の「わらの家」に行くとかで 無理無理とみんな止めたらしい この炎天下東京から一人で芸術祭見に来てご苦労だが 倒れてもらっても困るので車で送ったらしいが さすがは東京人 やるねえ 芸術祭もなかなかの賑わいだ 観るものが少ない 各島にもう少し何か欲しいなあ と 全く傍観者です 今日は風も強くしかも暑い スタッフの皆さんご苦労様です

 今日は長崎に原爆が落とされた日 広島に投下されたのも許せないが 2発目の長崎についてはアメリカの言い訳は全く通用しない 理由は無い 違うタイプを試したかった?(長崎原爆はプルトニウム239 広島に投下されたのはウラン235) 残念ながら人間は残酷だ(人間だけではなく全てかもしれない) 合掌

芝生のありがたさ

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 見渡す限りの芝生 ここは香川県三豊市 宝山湖(人工貯水池)の隣にある広場 サッカーグランドが10面ほど取れるような広大さ 10年ほど前になるだろうか 高瀬町に芝生広場が出来てサッカーグランドが2面取れそうだなんて驚いたが 数年前 瀬戸大橋記念公園にその数倍のサッカー専用芝生のグランドが出来て 今回はこれだ 私の家から30分以内にこれだけたくさんの芝生広場がある まあゴルフ場も30分以内にたくさんあるが 最近の子供達は幸せだ 日本のサッカーも強くなるのはこれからだなあと感じる 私も高校時代にサッカーをやっていたが スライディングする度に怪我 うらやましい でも半日いるだけで焼けました 環境にはプラスもマイナスもある事も実感する

気分を変えて今日のニュースはと

首相動静(8月7日)時事通信
午前8時現在公邸 朝の来客なし
午前中は来客なく公邸で過ごす
午後も来客なく公邸で過ごす
午後7時3分公邸発 同9分赤坂の焼き肉店「叙々苑」で秘書官と食事
午後9時16分同所発 同22分 公邸着

ちょっと暇?

Ordinary Heroes / Howard Jones

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 FOX TV見ていると 少し前から ちょっと太って髪の少なくなったハワード・ジョーンズがピアノを弾きひき歌っている ゴーストのテーマソングかな 悪くないなあと思ってiTuneでアルバム購入した 初めて彼を見たのはいつだろう1980年代最初の頃 上の写真のアルバムデビュー ヒット曲も数曲だして 多分みんなが知っているWhat' Is Love ?でとどめ 何となく服装はチェッカーズみたいな(チェッカーズがまねた)アイドル風 エレクトリックポップを一人で哀愁シンセメロディ 私はアルバム買ったこともなかったと思う(1枚くらい買ったかな) 人気期間は短かったけど まだ現役で来日もしているみたい 「かくれんぼ」なんて曲もあったね おもいだした でyoutubeはいまどきです
       
 



ソファーに沈んで



けいの里に夕方登る また片付けだ
いっぱい汗かいて水飲んで お腹は空かないなあ

山の匂いが染み付いて 部屋の臭いを消すため
たくさん「お香」を焚いて 頭がジンジンしてくる

もう7時 山は暗くなってきた 天を覆う大きな木の枝
間に見える空が薄く 木は緑から黒に変わる

風が少し涼しい 蝉はまだまだ煩い
鳥達は浜辺から帰ってきた もうすぐ静かな山に

そろそろ帰ろう バーバーも最後の曲だ
今日も走り回り しっかり生きてるよ

ずーっとこのまま 座っていたい
だれもいない人も来ない でも立ち上がります

ここをどうしようか いつも考えてる
親父の想いを探り 山の望むことはなんだ

部屋を出る 草刈りした香りが漂う
砂利の音が響き 水の流れも判るようになった

暗くなったけいの里 いにしえの人々の息が
鋭い鳥の目が 鼓動を高ぶらせる

サヌカイトの資料を 段ボールにたくさん詰めて
また明日恒例に 夕立が欲しい

まっ独り言です


今野雄二さんへ

1008032.jpg Stranded by RoxyMusic 1973

 「今日映画評論家の人が自殺してたねえ」という言葉が耳に飛び込んできた イヤーな予感がすぐした あわててネットニュースを見る「今野雄二さん自殺か」 やっぱり 頭がぐるぐる回り出す 心臓がドキドキしてくる 1973年から1977年まで5年間(高校2年から大学3年) 私の音楽嗜好に最も影響を与えてくれた人 RoxyMusic  10cc  Sparks  etc  今日は全国で私のような人間が泣いているだろう さっき初めてツイッターなるものを見た 色々な方が言葉を寄せている 初めて知る様なことも多いが 私にとっては「今野雄二と70年代ロック」だけだったので それ以外はどうでも良いこと 最近もたまにテレビやラジオでご健在なのを知っていたし 数年前は宇多津映画祭にこられていた 66歳だったのか 痩せていたし老けたなあとは思っていたが

 ビートルズからハードロックへ通常変化していた高校時代に スタイリッシュでアート性を持った音楽を紹介され(今野さんは映画評論家と言っていたが) 最初にはまったのがRoxyの3枚目「Stranded」 そういう音楽が好きだと云うことが かっこいいと信じて無理矢理好きになったのかもしれない とにかく今野雄二が良いと言えば良いと思った時代(今野雄二が好きだというとへなちょこ呼ばわりされたけどね) 田舎モノが当時のブライアンフェリーの格好を真似して 原宿に行ったりして いまから思えば恥ずかしいかぎりだ(写真もないが) 当時の原宿は良かったからねえ

 死に方はどうでも良い 加藤和彦さんを思い出すが 代官山で一人暮らし らしいではないか 寂しいけど仕方がない 感謝するだけだ 「スタイル」 今野さんが多用した言葉 「スノッブ」て云う言葉も覚えた 今日はブライアンフェリーのTokyo Joeで 当時今野さんは自分のことかなあって書いてあった 感謝 思い出は尽きません 影響という面で 私的には寺山修司さんが亡くなって以来のショック 本当に何か終わった感じがして
  



 スパークスも一曲入れときましょ スパークスのライブ映像は良いモノが少ないから貴重です

 

Ginger Beer フェンティマンス

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 暑い夏にはキリッとしたカクテルなんぞ嬉しいモノですが 情けないことにこれまで知らなかったジンジャービアなる飲み物を とあるバーで呑んだのでちょいと紹介 ジンジャービアは 砂糖・生姜を醗酵させた甘辛い炭酸飲料で(発泡性は主として醗酵によって出来た炭酸ガスによるもの) 色は茶系 色々な種類(アルコールの有無を含めて)のジンジャービアがあるそうで これはアルコール度数0.05% ジンジャービアを使ったカクテルでは モスコー・ミュールが知られてるそうですが私は呑まないので とりあえずそのままロックで呑んだら結構辛い でもすきっと 

 余談 カナダドライ・ジンジャーエールは「ノンアルコールのシャンパン」を意図して それまで茶色だったジンジャーエールに対して金色のものを開発したからだそうですが

 今日は神戸に出張予定だったけど 別の仕事が入って断念残念 某所の痛みも減った感じがするので普通に動ける しばらく真面目に薬を飲もうと思い 毎日病院でくれる中性脂肪を減らすサプリメントを 他のモノと一緒に試している 薬嫌いの医者がくれたから少しは安心して 結果は2週間後くらいに報告しましょ

 

The Mirror / Spooky Tooth

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 小豆島へ行った 退職した社員に会って立ち話 これから退職する人と笑い これから入社する人と無駄話 忙しく働く社員をなぐさめ のんびり働く社員にご苦労さんと言い 車同士ですれ違う社員に手を振る 暑いのに道路の舗装をする仕事は大変なんてモノじゃない 炎天下140度のアスファルト合材を敷き詰めて踏み固めるのだから ひ弱になった私にはもう無理かも ぼーっとしてたら港を間違えて フェリーに乗り損なったし 高速艇が故障して欠航 久しぶりにフェリーなんてのろい乗り物の中でのんびりしてしまった 1時間 あー心は沈み気味なれど落ち着いています 明日はどんな一日かな 

 今日はめちゃくちゃ地味なブリティッシュロックバンド「スプーキー・トゥース」じゃ 本当はGodley & Creme (ゴドレイ&クレーム)のSHM-CD買ったので紹介しようと思っていたら気が変わった(また今度) バンドを知ったのはたしかスパークスの2枚目プロパガンダの歌詞カードの裏にアイランドレーベル所属バンドのLPが紹介されていて そのなかのひとつがこれ(単なる記憶です)1974年発売 当時はあまり聴かなかったが今頃になって聴いた 実はこれだけ何故か再発されていないらしく貴重盤 67年デビューだから ずいぶん経ってからの6枚目 プログレっぽく紹介もされたり ブルースを感じさせたりもするけど どちらかと言えばトラッドな香りがしてくるロックだ スティーヴィー・ウインウッド風というか このバンド自体はそれほど有名ではないけど 上手いし渋いし 初期のギタリスト ルーサー・グロブナーはモットザフープルに(えっそれほど有名じゃない?) キーボードのゲイリー・ライトも有名な人ですが知ってますか ベースのグレッグリドリーはハンブル・パイに このアルバムの頃はミック・ジョーンズがいてその後はフォリナー これは超有名 最近再結成されて活動してる でも映像はふるーいTHE BAND のThe Weightカバー曲 とってもアメリカンテイスト 格好はサイケです drums マイクケリー以外はね     

 



まごころ説法 / 高田好胤

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 かたよらない心 こだわらない心 とらわれない心 ひろくひろくもっとひろく これが般若心経 空の心でございます
 
 最小の効果のために最大の努力を惜しまない 人間精神の尊さを忘れては 本当の世の中の幸せや 進歩 発展はありません
 
 日本人の宗教的土壌を一言で言えといわれたら それは「お陰様」です と答えます こんなに温かい宗教的土壌 そして言葉をいただいている国民は他にいないのではないでしょうか 「佛法は無我にて候」と申します

 以上のような しみじみ心に広がる言葉がたくさんあって ありがたいことです 本日 私の心が乱れているので事務所の書棚から この本を取り出した 1991年薬師寺でサヌカイト供音式が行われた当時 高田さんは管主であられた 歴史上最も有名なお坊さんの一人であろう 1998年にお亡くなりになられたが私は残念ながら面識はない 父も母も後任の管主の松久保秀胤さんや その次の安田暎胤さんとも ごく親しかったから挨拶でもすれば良かったと後悔もするが 私はそういう性格じゃないから仕方がない まごころ説法は1月から12月の各章に分かれ それぞれの月の行事が説法のごとく わかりやすくまとめられている 八月は お盆 について 盆踊りの起源についても書かれているが

 私は夫婦でも親子でも 真実の対話は死に別れた日からこそ生まれると申し上げたい お盆の営みには そのようなこよなき意味合いがございます

 理解理解とたやすくいうけれども 誤解をもって理解だと思い上がっているのが私どもです 恋愛とは美しき誤解である 結婚はさんさんたる理解である

佛法は円い心の教えです
佛法は明るい心の教えです
佛法は清らかなる心の教えです
佛法は静かなる心の教えです
佛法はお陰様なる心の教えです
佛法は無我なる心の教えです
佛法は大慈悲なる心の教えです
佛法は安楽なる心の教えです
   
 今の世の中こそ 名僧が必要 政治家は良くお坊さんのいうことを聞き 心の迷いや汚くなった精神を浄化する お寺に深く関わる人間が言うのもおかしいかな 私の心も上手くまとめられないが 性格って変えられないよねえ 反省して終了 でもこの本良かった 難しくない 私にも解る 優しさが伝わる