ソファーに沈んで



けいの里に夕方登る また片付けだ
いっぱい汗かいて水飲んで お腹は空かないなあ

山の匂いが染み付いて 部屋の臭いを消すため
たくさん「お香」を焚いて 頭がジンジンしてくる

もう7時 山は暗くなってきた 天を覆う大きな木の枝
間に見える空が薄く 木は緑から黒に変わる

風が少し涼しい 蝉はまだまだ煩い
鳥達は浜辺から帰ってきた もうすぐ静かな山に

そろそろ帰ろう バーバーも最後の曲だ
今日も走り回り しっかり生きてるよ

ずーっとこのまま 座っていたい
だれもいない人も来ない でも立ち上がります

ここをどうしようか いつも考えてる
親父の想いを探り 山の望むことはなんだ

部屋を出る 草刈りした香りが漂う
砂利の音が響き 水の流れも判るようになった

暗くなったけいの里 いにしえの人々の息が
鋭い鳥の目が 鼓動を高ぶらせる

サヌカイトの資料を 段ボールにたくさん詰めて
また明日恒例に 夕立が欲しい

まっ独り言です


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2012年1月

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