2011年1月アーカイブ

ゴルフ でも走るgolf

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 昨日サンメッセ高松で開催されていた日産自動車のフェアに出かけた 特に欲しい車がないのが残念なこの頃 写真は愛車ゴルフが来たとき喜んでいる私(27歳がはは) この後いろいろ改造するのであった でもその改造が車に負担をかけ潰れるのも早かった もう改造なんてしなくなったのは歳ですね 今は乗りたい車が無いのである どうしてかな 春に出るアルファロメオ・ジュリエッタなんて素敵だね 今日みたいに車に5時間も乗って香川県内を走り回っていると 考えさせられます(楽な車に乗りたい) いつにもましてバタバタな月末であった 明日も同じですが

 

201101313.jpg テスティモニー:VOL.2:ラヴ&ポリティクス  インディア・アリー

 彼女は数年前のブログで紹介した 音楽とジャケットデザインが合わない不思議な実力派 と紹介(妙に明るいジャケットと曲の落ち着き加減)したと思うが 5年たってさらに実力は上がっている アコースティック・ソウル(流行のオーガニック スタイル?)と呼ばれるジャンルでもあるが 歌いっぷりに大物感がまして 感情が正しく伝わってくる正常進化 衣装が民族の主張を表していて 巧いでしす 流行すたりと関係ない人間の精神表現が彼女の魅力なのです 見守りましょ ビデオはレディ・フォー・ラブ バッドカンパニーの傑作を思い出す 

India.Arie - Ready For Love

 

 

20110130.jpg アジアカップ優勝

 ものすごい花火が競技場の周りで爆発し続けた 北京オリンピックよりすごいと感動(おめでとうの気持ちがそうさせたのか) 3時半まで見ちゃったから サッカー堪能したなあ 勝つって素晴らしい 汚いプレーの少ない大会だったようにも感じる ワールドカップ開催予定国だし頑張ったんだ 遠藤・長友・岡崎頑張った頑張った あたしゃ松井が好きだけどね 自分もサッカーやっていたので難しさは充分に理解しながら 文句を言い愚痴をこぼし が楽しいのだ 許して 初めて体験した渋谷のスポーツバーで試合を見たパラグアイ戦を思い出す あの夜のこと

で 眠いから(明日も早いしね) 喜びの日だけど音楽は静かに(うれしさを心に独りで聴くのも良いよ) 私が一番好きな歌 カーズのドライブ とカーズメンバーベンジャミン・オールのステイ・ザ・ナイト(86年リリース「THE LACE」より)を ドライブはいつも聴きたくなる名曲 ベンジャミン・オールが亡くなって10年と3ヶ月 私と同じ53歳だった カーズの相方リックとは対照的なハンサム 歌も甘く 曲作りも才能があったのに切ない想いが込み上げてくる 膵臓がんです 

The Cars - Drive

 

Benjamin Orr - Stay the Night

 

最近ほんとに懐メロ的になりすぎているし 本も読み切っていない 反省しながら本日も終了です 出来れば文学的文章を書き綴ってほめられたいものです ははは

   

 

 

お初

20110129.jpg 琴平CC10番ホールにて このときは一時止んでいた

 だいたい冬にはゴルフをしないのだ 毎年ゴルフはじめは5月くらい(だいたい年間5回くらいだから) 1月にゴルフなんていつ以来だったか記憶も無いが お仕事のお付き合いにて(喜んで)参加した 朝 坂出から三豊に車が入ったとたん雪が降っているではないか 小雨のようにも見えて ぶるぶる 急いで防寒着を購入して1番ホールへ スコアは昨年11月以来クラブを握った割に 普通に(練習してもしなくても ラウンドしてもしなくても大して変わらない) そんなことよりこのゴルフ場は お昼のステーキ定食がメインなのだ いやはや嬉しい 狂喜乱舞なんて 一緒にラウンドしたのは全員同じ歳 写真の後ろの方で打とうとしているのは 5歳からの悪友 普段ゴルフ場ではよくしゃべる私も 彼と一緒なら出番がないほどしゃべりっぱなし 天気はどうあれ友人とラウンドするのは幸せ ということで 今年は何ラウンドするのかな(去年は3回) 

 

201101291.jpg KRONOS / CRISTINA BRANCO

 1972年ポルトガル生まれ1999年1stアルバム「Murmurios」でデビュー 前作「LIVE CD」を頂いて すっかり忘れていたが 最近ファドをまた聴いたりしているので検索すると一昨年出しているのを発見 輸入盤のみのようで ポルトガルギターばかりでなくピアノを伴奏に歌ったりしているのが個性か オランダで成功しフランスでも評価された彼女 ポルトガルとオランダなら古い日本との関わりも強く(関係ない?) 意志の強そうな顔と高音の美しい声 表情豊かに情念を感じさせる歌い方 本格派に弱い私にはちょっと重いのですが

Tive um coraçao perdi-o

 

 

CSI

201101261.jpg THE WHO/ Who's Next

 

 いま聴いても名盤 史上に残る傑作(ジャケットも良い) 1971年発売当時(中学2年生)はバンド自体を知らなかったので聴いてなかった 1曲目Baba O'Rileyがシンセビートで始まる時代の最先端 徐々に高揚感を高めていく巧い始まりかた この曲多くの人が「聴いたことあるなあ」って名曲 CSIニューヨークのオープニングで流れてるからまた有名に 2曲目Bargainもスケール感を漂わし ヴァイオリンが加わったりアレンジもポップで 5曲目The Song Is Over 8曲目Behind Blue Eyesのバラードも美しく どの曲もOK ピート・タウンゼントのあみ出す曲も詩もよしよし 全体の緻密に考えられた流れも嬉しくなる

 ザ・フーって日本ではぼちぼち人気で 大物モッズバンド的(日本のグループサウンズお手本) ビートルズにもストーンズにも及ばず(キンクスよりましかな) かっこいい天才バンド 私は歳とってからCDで買ったから偉そうには云えず 映画トミーが話題になったりNHKの番組で良いなあと思ったのが高校時代 いつだったか忘れたけど最初に買ったのがピート・タウンゼントの初ソロ(ほんとによく聴いた)でそれからTHE WHOのアルバムを引き返して購入した 今時のへなちょことはちと違う 変人キース・ムーンが死んだのは1978年 去年のスーパーボウルでショーをやってたけど あんな感じならあまり出て欲しくないなあ 2008年に初めて日本で単独公演をやったなんて知らなかった

 

Baba O'Riley

 

 サッカーの日韓戦があった とっても良い試合で(レフェリングはいまいち) 私は残念ながら外出していて サッカーファンとしては恥ずかしい限りだ しかも携帯電池が乏しくワンセグも見られなかった 家に着く直前「日本勝った」のメールが入り 帰って風呂もそこそこに録画を見た次第 当然勝ったのはめちゃくちゃ嬉しいけど 両国のサッカースタイルが違うからまた楽し 寝不足もまた幸せ

 

コーヒーの香り

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 坂出には当然いくつかのコーヒーショップ在り 昔ほどゆっくりコーヒーを飲むこともなくなった このところ比較的新しい「セピア」というお店でコーヒー豆を買っている 名前は「元町ブレンド」 まさにコーヒーらしい名前で神戸や横浜のハイからさんのようだが この店がある街の名前は元町なのだ 酸味もほどよく上品にブレンドされたここのコーヒーは美味しい 店の前を通ると何ともかぐわしき豆を煎っている香りが漂う 店内はテーブルが3つで6人で満員

 

201101241.jpg Simone Dinnerstein Bach: A Strange Beauty

 写真は美しく撮れすぎている気もするが 演奏も魅力的な個性を持つシモーネ・ディナースタインの新作 バッハ「ゴルトベルク変奏曲」をリリースするまでは有名ではなかった彼女が 発売後1週間でビルボード・クラシカル・チャートで第1位を獲得したのが2007年 新作もバッハ 私は短めのコラール3曲 「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」 「たしかにその時は来れり」 「主よ、人の望みの喜びよ」が好き ゆったりとして聴きやすい演奏だが 彼女の特徴か録音の具合か アレンジしているのか左右の強さのバランスが普通のピアニストとは少し変わってるように聞こえる オンマイクよりオフマイクの強さがほんの少し大きい様にも思えて微妙な空間の大きさ 早くなく優しく軽いタッチでも硬質な打撃音が面白い ピアノの特徴ですね 実は彼女の「ゴルトベルグ」はゆったりとしたアリアしか聴いていない アルバムタイトルは 哲学者フランシス・ベーコンが「美」について記した「究極の美しさには どこかに奇妙なところがあるものだ」に由来するらしい

  

 

 彼女が使用したピアノは 1903年ハンブルク製のスタインウェイ 北東イングランド ハル市役所に所蔵されていたもので 第二次世界大戦時 爆撃を受けつつも無傷で生き残り 人々に勇気を与えたピアノです そして2002 年世界貿易センターのウィンターガーデンの再開時にもこのピアノが演奏されました・・・というお話もあり

 

高知へ

201101231.jpg 高知城より

 ちょっとした用事があり高知へ すぐに帰るつもりが何となく寄り道 まずは「高知城」へ よーく考えたら久しぶりだ(25年ぶり?) やっぱり良いお城であることを確認 天守閣から見渡すと 高知の市内も様変わり 大きな野球場が出来てる ひろめ市場という人気スポットも出来ていて カツオのたたき定食を食す もともと好きではないがとりあえず人気者ですから(口の中がニンニク臭くなった) その後 小学校の修学旅行以来ではないかと思う「牧野植物園」へ 昔と違いますねえ(そりゃ42年ぶり) 立派になっていますが冬の植物園は寒い 今日は結構歩いて健康的でした 高速道路1000円ありがとう

 なんとなく寂しい音楽を聴きたくなり ネクスト・ビートルズとも言われたバッドフィンガーのウィズアウト・ユーを 詩の内容も あなたがいないと生きていけない というもので この曲を作った ピート・ハムとトム・エバンスが自殺しているのでなおさら 曲自体はハリー・ニルソンがカヴァーして全米ナンバーワンに この曲はあとからあとからどんどんどんどん色々な歌手がカヴァーしているから 誰でも知っている曲 そして聞き比べでお願いします ハリー・ニルソンがピアノを弾きながらのデモテープ音源と本家バッド・フィンガー懐かしい映像 ハリー・ニルソンは忘れ去られた歌手ですが 多くのヒット曲を人のために書いた作曲家であり 人の曲をカヴァーしてヒットさせたり 歌の上手い精神的に弱い人で 私が音楽を聴き始めた頃 「がんばれニルソン」的な動きがあったような記憶があります 結果は良くなく心臓麻痺で死んでしまうというこれも悲しい結末 気をつけましょうね

 

Harry Nilsson / Without You

 

Badfinger / Without You - Pete Ham

 

 今日はこんな感じで 私も悲しくおしまい

No I can't forget this evening
Or your face as you were leaving
But I guess that's just the way the story goes
You always smile but in your eyes your sorrow shows
Yes it shows
No I can't forget tomorrow
When I think of all my sorrows
When I had you there but then I let you go
And now it's only fair that I should let you know
What you should know
I can't live
If living is without you
I can't live
I can't give anymore
I can't live
If living is without you
I can't give
I can't give anymore
No I can't forget this evening
Or your face as you were leaving
But I guess that's just the way the story goes
You always smile but in your eyes your sorrow shows
Yes it shows
I can't live
If living is without you
I can't live
I can't give anymore
I can't live
If living is without you
I can't give

 

中津万象園の

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 丸亀市には中津万象園という庭園がある 1968年丸亀藩主京極高豊により中津別館として築庭され  京極家先祖の地である 近江八景になぞらえて 帆 雁 雪 雨 鐘 晴嵐 月夕映と銘した八つの島を配し その島々を橋で結んだ回遊式の大名庭園  万象園は森羅万象 即ち宇宙に存在するすべてのものを意味する

 今日 庭をぶらぶら 素晴らしい大傘松があったり 趣のある建物があるが 松が大きくなりすぎていて景色という点では辛いがこれもまた手入れの難しさを表している しかし園内は綺麗に整備されていて(トイレも綺麗)ゴミ一つ落ちていない 入場するのに1000円は高いなあと思いながら廻って最後に「丸亀美術館」に入った そこにはバルビゾン派の絵画が多数展示されていて 私の大好きなコローの「セーブルの高地、遊牧場」やミレーの「風景」 ルソーやクールベがあっさりと 時には絵画がほんの少し斜めになってほほえましいほど 私はとっても楽しくなりしばらく眺めていた 展示方法でもっと素晴らしく見えるに違いないが これもまた趣と言うことで 意外な場所で幸せになったのでご報告

 あまり関係ないが フランス・バルビゾンとフランス出身作曲家つながりで フォーレの「ピエ・イエス」を レクイエムの中から選択 歌うのは残念ながらノルウェー出身の歌手シセル(フランスの歌手知らない)  

 Sissel - Pie Jesu

 

  大阪からサヌカイトの取材をしたいとのことで 朝日新聞の記者が訪ねてきた 内容はサヌカイト(音楽・音)で人生が変わった人の企画取材 ツトム・ヤマシタさんと前田仁ということらしい 昔を思い出しながらしばらく応対して サヌカイト楽器を作り続けてこれまた人生が変化した 斉藤昌道さんにバトンタッチ 良い文章が現れたらよいのですが 一緒に日の出製麺に 有名なのは知っていて喜んで頂きこれまた嬉しい

 

 

サイモン・フィリップス

Jeff Beck/Star Cycle/1983

jeff beck/guitar
jan hammer/keyboards
fernand sanders/bass
simon phillips/drums
kenny jones/keyboards

 

 TOTOのコンサートがあるらしく メンバーにサイモン・フィリップスの名前があって(とりあえずポーカロ亡き後正式メンバー) もっとも好きなドラマーであったから 急に気になって探してみた次第 彼を知ったのは1976年フィル・マンザネラとブライアン・イーノ(ロクシー・ミュージック関係ですね)のプロジェクト 801のライブ盤「801live」を買ったとき サイモン君1957年生まれで私と同じだからそのときまだ18か19歳 ひゃーである天才 タイトでパワーもあり細かく手足が動く そのときから好きでしたが 上のビデオはジェフ・ベックとやっていた頃でほぼ全盛期 ジェフ・ベックとやるんですから腕も当たり前のように超一流 でもあまりバンドの正式メンバーにならなかったのでスーパースターではなかったかもしれません 私にとっては1988年ミック・ジャガーの日本公演について回った時に接することが出来た思い出が一番 (そのときのギターはジョー・サトリアーニ) すばらしい とにかく格好良かった 今でも踊りまくったのを思い出す マイケル・シェンカーやザ・フーとも共演したなあ 

 

20110121.jpg 801live

 

 TOTOはCDもたくさん持ってるけど 最近は全く興味ない でサイモンがプレイしているビデオです 昔からのTOTOファンにはかれのドラムプレイは不評のようです そりゃあ仕方がない で Toto - Live Falling in Between 2007 - Stop Loving You を ヴォーカルが苦しいね これに比べたら Stingの還暦であの声(ハイトーンと息の長さ)は努力のたまものだなあ スティング最高 TOTOはライブではなくCDで

 

 行ってみたいコンサートはたくさんある しかし自分も制作する立場であるので 完成度を考えると複雑です まあスティングのように12000円するわけではないのですが 良い時間を提供しなければならないことには違いはありません はい

 PSP trio EPK フィリップ・セス ピノ・パラディーノとのトリオで 聴きやすい音楽 サイモンはどんな音楽にも合うけど もともとジャズ畑でもあるのでこれもあり 三人の頭文字をとってPSPらしい Simon Phillipsのあたらしいバンド CDも出てる様だけど買っていないのだ 確かめてと思ってビデオを観てみたら 意外とおもしろいのでご紹介 今日はビデオがたくさんでした

 

 

 

 

おひさに

20110120.jpg  SomedayMy Prince Will Come

 サヌカイトホームページ及びブログシステム更新のため しばらくお休み頂きました(誰も待っていない?) 東京に行っておりました いろいろ動いておりましたが ルース・アズール新年始動のリハーサルと新年会 新曲も数曲出来てきてコンサートもオリジナルで出来そうです 今年は6月10日11日12日の間に2回計画(先の話ですみません) ホールがなかなか無いのです 一度日曜日にして欲しいというリクエストに応えたいのです・・・

 元ソニーのプロデューサーとして活躍された伊藤八十八さん(現在もSACDをたくさん制作されています)からの推薦ジャズピアニスト トーマス・エンコをご紹介 2月23日に新作CD「The Window and the Rain」をリリース予定 で3月全国ツアー予定していて けいの里で聴けるかもしれません 詳細は後日 トーマス・エンコは1988年パリ出身22歳 若くてハンサム 実力はなかなかのモノだし これから人気も出るでしょう 収録曲はスタンダードからオリジナルまで 若いトリオのオリジナリティがさらに出てくれば未来も明るい 今日も車の中で 会社で聴いていました  

 Thomas Enhco - Bobsleigh - Alhambra Hall - Paris

 

 

熟読

201101151.jpg  悲しき熱帯2 /  レヴィ=ストロース 著 川田順造 訳

 

 久しぶりに本を読む喜びがわいてきた一冊 一気に読むことは出来ないが 楽しみながら考えながら 名著とはこういう本で 12年を費やしたという翻訳のすばらしさが さらに本の品格を後押しさせていると思う

 ストロースは20世紀を代表する思想家で「構造主義」の祖(2009年11月4日 100歳死去) で 構造主義とは 社会と文化の根底にあり それを営む当人たちにも明確に自覚されていない構造を取り出す分析方法が構造主義である レヴィ=ストロースの分析は 私たちの自覚的な意識や主体性に いわば無意識の秩序が先行していることを示している・・・ストロースはマルクスに傾倒し パリ大学で法学 ソルボンヌで文学 ルソーを愛読し 哲学の教員資格を取った後 ブラジル・サンパウロ大学に 2年間の生活の中で先住民部族を訪ね さらにフランス帰国後にブラジルへの調査隊として6ヶ月広域調査 ユダヤ系であったため大戦中は苦労をしたようである その後は割愛

 実は1は読んでいないのだ それでも言葉の巧みな文学的な探検旅行記として 文化人類学的観察のすばらしさ 1939年代のブラジル奥地の原始的な生活から人間の根源と本質を語り 文明批判も さらには原始的社会が文明社会の未来像を提示しているとも 女性 民族 政治 特に 首長の言われる男が何故首長になるかという考察 「他の人間とははちがって特権そのものを愛好し 責任を持つことに惹きつけられ そして公の仕事の負担そのものが報酬であるような人間がいるからである」 厳しい劣悪な環境の中で調査する中で彼が体験し考察する様々な言葉に うなずきながら イスラムの精神解説に納得し こりゃ1も読まなきゃなあ そして翻訳家川田さんの「ブラジルの記憶  悲しき熱帯は今」もね     

 

201101152.jpg Mais / Marisa Monte  1991

 

 ブラジルに関する本だから無理矢理ブラジルのカントリーフォークとします マリーザ・モンチは1967年リオ生まれ マリア・カラスからローマへ音楽留学中にビリー・ホリディを愛し ブラジルに帰国しポピュラー音楽の道を・・・知ってるCD彼女の2枚目 これっきりなのですみません 日本では知られていない? どうも素直な歌い方ではないのでとっつきにくいところもあるが 巧いのでしょうしオリジナリティもある 私の知識ではオリジナルなのかカヴァーなのかも判らない有様だけど6曲目「Borboleta」は良いですねえ でも紹介するのは Não é Fácil.

 

 

良い本と良い音楽に巡り会うのは幸せです

 

 

やり残し

201101141.jpg ルリボシカミキリの青 福岡伸一

 

 青山学院大学教授の知的でスタイリッシュなエッセイ集?週刊文春に連載されているものをまとめたもの 著者は「福岡ハカセ」という名前で出てきて 軽すぎず重すぎず偉ぶらず 社会問題も多く登場し知識も増えて ほうっと思わせる洒落た文章

 「コラーゲンの正体」 美容と健康のために いわゆる「コラーゲン食品」を食べることは 実は美容と健康のためにほとんど何の意味もない・・・・・コラーゲンたっぷりの高価なフカヒレを食べた翌朝 お肌がぷりぷりになったと感じる者は幸いである おしなべて機能性食品と呼ばれる物の多くは「きのせい食品」である(巧い)

 その他「鳩山議員と蝶の美しさ」「ものづくりの未来」「 狂牛病は終わっていない」「卑弥呼の墓」「なつかしさとはなにか」等々 堪能 今日アマゾンから10冊本が届いて 一番気楽そうな本をとった次第 夕方小豆島を往復する船の中で読んでしまった

 

Sade / The Sweetest Taboo

 

 シャーデーは言うことなしです 大好き でも前作がいまいちだったので この頃のような感じに戻ってくれないかなあ 今日のお題 やり残しは 朝からバタバタ走り回ってたくさんの事したけど やり残したことが3つあった じぶんではがんばったつもりなんだけど 残念 ものすごく眠たいので お先に失礼します でも良いこともあって報われた一日でした 感謝 

You give me the sweetest taboo
That's why I'm in love with you
You give me the sweetest taboo
Sometimes I think
You're just too good for me

I'd do anything for you
I'd stand out in the rain
Anything you what me to do
Don't let it slip away

There's a quiet storm
And it never felt this good before
There's a quiet storm
I think it's you
There's a quiet storm
And I never felt this hot before
Giving me something that's taboo

You give me the sweetest taboo
That's why I'm in love with you
You give me, you're giving me
The sweetest taboo
Too good for me

You've got the biggest heart
Sometimes I think
You're just too good for me
Every day is Christmas
And every night is New Year's Eve

Will you keep on loving me
Will you keep on, will you keep on
Bringing out the best in me

 

今更とは

201101132.jpg 百年の愚行 普及版

 

 突然こんな本を 写真集は好きだが 好きな写真ははっきりしているし 写真集を買おうと思えば「感想を予定されているような」写真集は買わない この本は当然意図を持って作られているから買わない範疇になる が すこぶる特別であるから見ておく必要もある 性格がひねているが 自分はそれほど悪人に思いたくない防御的精神を発揮しつつ 息を呑む写真の連続 写真という真実 多くの人は人類の(自分は少し外れた位置にいる)愚かさを見 21世紀への反省を誓うだろう 自分もそれに寄与したいと思うに違いない 私も破壊に大きく荷担した愚かな人間として責任は感じるが その愚行は全て悪いわけでもなく 自然はそれほどヤワでもない 地球の叫びってなに 太陽活動の大きなサイクルのなかでもっと大きなスケールで動いているのではないだろうか これとは反対の写真集だって出来るだろう 私は この本を見て反省だけしている人間ではない しかし このままでは人類はリセットされると思っている 自分に出来ることは何か 頼りなくも生きている (判ったような判っていないような です)

 

 音楽は軽く行きましょうよ で Michael McDonald - What a Fool Believes 1985 マイケル・マクドナルドの説明はしませんヨン

 

 

 今日 先日紹介した高松常磐街のグランドファーザーズに行った 渋谷と同じく1曲毎にジャケットを飾って 70年代を中心とした音楽がかかっていく マイケル・マクドナルドのこの曲もかかった 違うのは客の数 私は静かに良い曲がかかる高松の店が好きだ JBL4425(たぶん)がクリアーな音を出しているし 私の2歳上のマスターは渋谷に学生時代居たそうで 私と重なるなあなどと 行ったコンサートの話とか(1976年来日イーグルスは同じ会場 武道館にいたらしい) そんなこんなでギムレット3杯 酔った また行こう 

 

 

もう懐かしい

201101111.jpg Songs for You Truths for Me / James Morrison

 

 デビューしてすぐ 若いのにソウルフルなハスキーヴォイスがお気に入り 来日すると聞いてチケットも買っていたら たしか東南アジアで体調を崩しおじゃん とってもがっくり それ以来聞かなくなってしまったジェームス・モリソン君 1年以上前にCDがリリースされていたそうな アマゾンでポチッと購入 日本版にはAIと共演した曲が入っているけど 安い輸入盤にした

 家庭に恵まれず苦労人で 魂を感じさせる歌は相変わらず素晴らしい 運良くデビューしてすぐミリオンヒットのシンデレラボーイだけど あのとき小さなクラブでも来日していたらもっと人気が出たに違いない とっても残念 必要以上の奥行き感を出さないサウンドは前作と変わらない(すぐそこで歌ってる) 英国です 久しぶりに聴いて良かった 大推薦買って損はないよん ビデオはJames MorrisonとNelly Furtadoの声が良い感じで合ってるBroken Strings  

 

 あまり建設的ではないことに走り回るのは 自分に納得しながらでないと疲れてくる やっぱり現場の人間で技術屋さんだなあ 気分が良くなったのは夕方ある建築会社に相談に行ったら応対してくれた若い建築設計士さんがとっても良い感じの人だったこと こういう会社にお願いしたいモノだ

 さらにラッキーだったのはたまたま事務所にいたときに 約束を忘れていた客人がたまたま来たこと それも午前と午後2回 物忘れもひどいが運も良かった 以後気をつけます すみません

 

Broken Strings

Let me hold you for the last time
It's the last chance to feel again
But you broke me, now I can't feel anything

When I love you and so untrue
I can't even convince myself
When I'm speaking it's the voice of someone else

Oh, it tears me up
I tried to hold on but it hurts too much
I tried to forgive but it's not enough
To make it all okay

You can't play our broken strings
You can't feel anything
That your heart don't want to feel
I can't tell you something that ain't real

Oh, the truth hurts and lies worse
How can I give anymore
When I love you a little less than before?

Oh, what are we doing?
We are turning into dust
Playing house in the ruins of us

Running back through the fire
When there's nothing left to say
It's like chasing the very last train
When it's too late, too late

 

足下注意

201101103.jpg Hide From the Sun /  The Rasmus

 

 今日路面の段差に気がつかず よろけて足首が「ぐじっ」と いやな音がしたので骨折5回の私の経験から 「あっ折れたかな」と思ったが そうでもないようでちょっと安心 単なる捻挫(でも痛いから痛み止めのみのみ) 言い訳としては「私は胸を張って歩くので足下は弱い」である 歳をとったからと云われそうだけど・・・骨密度が低いのではなく ただ人間がおっちょこちょいなだけ

 で今日の音は ザ・ラスマスのハイド・フロム・ザ・サン デビュー16年のフィンランドの国民的ロックバンド(らしい) 私はこの2005年リリースのこれしか知らないので なんともはや 久々に取り出して聴いた(買ったときはさっと聴いてそのままお蔵入り) 私にはメタリックでハード過ぎる感じだったのかな しかしどちらかと云えば叙情的でメロディがしっかりあり からっとせず北欧の風情 変調の仕方がとってもスムースで日本的な気もする ビデオはSail Away 変わった映像色でこれまでより大人の感じ(プロデューサーが人気アメリカ系に変わった)9曲目Keep your heart brokenなんかは哀愁が漂い 英国でも米国でもないドラマティックな日本のバンドかと思ったり        

 

 

 久しぶりに新年会で日本酒をたくさん呑み 寒空をふらふら歩いて帰る 酒を呑んで足がうずき失敗失敗 気分の良い夜が痛い痛い夜になってしまった それも良いではないか

 

 

意外な

 渋谷のグランドファーザーズというバーに連れて行ったもらった「私が好きそうだから」と 渋谷東急インの近く地下一階 細く長い店内はお客さんでいっぱい 思ったより若い人が多い 70年代AOR中心でLPレコードから一曲ずつかけてくれる 楽しいお店 当然私級おじさんも喜ぶお店です ありがとう 値段もお手頃 いいなあ こんな店やりたいなあって思いながら1時間ほど

 曲をかけてるアルバムジャケットが一枚一枚入れ替えられる その中で「シールズ&クロフツ」っぽいなあという曲とジャケットが掛かった(彼らのレコード買ったこと無いか 買ったとしても1枚だけ その頃のAORデュオといえば ロギンス&メッシーナとかイングランド・ダン&ジョン・フォードですね) 雑誌ML(ミュージックライフ)でアルバムの広告を見ていたからなんとなく分かるものだ 残念ながらジャケットを掛ける場所が明るくなく 目の弱くなったおじさん(私)にはジャケットの文字が判別つかない 店員さんに訊くとやっぱりシールズ&クロフツ 下は掛かっていたジャケット

 香川に戻って彼らのレコードを探したけどやっぱり見つからない 買ったとしても東京から引き上げるときに処分したんだろう 学生時代に買ったレコードはほとんど残っていない お茶の水のディズクユニオンだったかな 25歳の時に売ってしまった

 

201101101.jpg Seals & Crofts / Diamond Girl  1973

 シールズ  &クロフツ 生きていればもう60代後半になるおじさん二人 髭が特徴で(まあ髭と言えばZZ TOPのブギウギヒゲオヤジ3人組) フォーク・ロック ソフト・ロック この歳になってよく聴いている不思議さを感じながら 美しいメロディとコーラスに癒されている で この曲は Seals & Crofts / Summer Breeze 1972 最大のヒット曲  1972と1973年の2枚ダウンロードして独りけいの里で聴いた 懐かしいと云うよりは 脳を傷つけない音楽として

 

 もう一つ グランドファーザーズの姉妹店が全国で唯一高松にあるんだって そんな店が高松にあるんだなあ 聞いたこと無し 常磐街の地下 一度覗いてみたいと思います 今日のブログタイトル「意外」はこのことから

 

引き分け

 サッカーをテレビで観る ハードスケジュール?でお疲れ気味だけど(ザック監督も正月休みも無くてお疲れらしい オシムのにのまいは避けよう) 一人静かに燃えながら日本を応援 調子よい人悪い人(全体的には低調)観ていて判る試合でした 引き分けて良かったね コンディショニングって難しい バンドもそうだ 合同でも練習するけど やっぱり個人の調子(練習)の持って行き片次第でバンドの音も全然違うから それぞれの責任だね ピッチ(ステージ)立ってみてからでもどんどん変わる生き物恐い

 食べるラー油が人気でたくさん出てるので(羽田空港で買うのは築地ラー油) 宮崎に行ったお土産で 明太子ラー油を博多で買う 私は基本的に辛すぎるモノは苦手なのだが これは意外にも辛くなかったらしく・・・なーんだ難しい

 

201101091.jpg  Don't Cry Now / Linda Ronstadt


 このアルバムはリンダが大ブレイク寸前「Heart Like A Wheel 」を出す前年 1973年リリース 美しいアルバムで「やっぱ良いわ」と今更ながらに思ってしまう 英国ロック大好き少年の私 当時はウエストコーストサウンドを聴きたくなかったのでありました この中 素晴らしい曲がたくさんあるけど本日のこの一曲は「Love Has No Pride」 ボニー・レイットが歌っているよりリンダの方が好きなので(切なく素直に聞こえる) そちらのビデオを リンダさんカントリー・ロックに戻らないのかなあ 私が所有するLinda RonstadtのCDは「風にさらわれた恋」だけなんです 後から聴いたら良い曲多いのでyoutubeであの頃を思い出しながら楽しんでる 

 

 I've had bad dreams too many times
To think that they don't mean much anymore
And fine times have gone and left my sad home
And the friends who once cared just walk out my door

But love has no pride when I call out your name
And love has no pride when there's no one to blame
But I'd give anything to see you again

I've been alone too many nights
To think that you could come back again
I've heard you talk
She's crazy to stay
But this love hurt's me so
I don't care what you say

But love has no pride when I call out your name
And love has no pride when there's no one to blame
But I'd give anything to see you again

If I could buy your love
Then I'd surely try my friend
And if I could pray
My prayers would never end
But if you want me to beg
I'll fall down on my knees
And ask you to come back
I'd be pleading for you to come back
I'd beg for you to come back to me

Love has no pride when I call out your name
And love has no pride when there's no one but myself to blame
But I'd give anything to see you again
Yes I'd give anything to see you again

今年初

201101081.jpg Gevrey Chambertin 2001 Claude Dugat

 ワインとか料理の話は「ちょいひかえ」ていたのですが たまには良いでしょ ここは広尾のカウンターフレンチ マルシェ・オーヴァン・ヤマダ ずいぶん久しぶりの訪問をした時のお話です 5年以上前に一度だけ伺い 今は数店舗のオーナーになった山田実弘さんが腕前をふるっていた頃 値段は安くないけどビストロ風で気さくに食べられるしワインもブルゴーニュがそれなりのセンスで揃えられている この日の料理もフォアグラのリゾットと蝦夷鹿のポワレ赤ワインのソース しっかりとした味でワインが進む 山田さんが北海道で仕留めた鹿は新鮮で動物臭みが少なく堪能(写真も見せてくれました) さらにサーブしてくれる男性 元六本木の彩季にいたらしく「知り合いじゃん」という面白い出会いも料理とワインを美味しく感じさせる

 で 一人で呑むから白を兼ねるようなワインとして ジュヴレ・シャンベルタン2001年クロード・デュガを ネットでは8000円から10000万円ぐらいか 何度か呑んだ経験在り ブルゴーニュに厳しいローバート・パーカーが100点をつけた数少ないドメーヌとして有名 ミディアムボディで最初はアルコール感もあったが徐々に無くなった タンニンは柔らかではないが強くなく 厳しすぎず上品 時間がたってベリーの甘さ濃さが現れる クロード・デュガは自然のままが信条で 化学肥料も使わず酵母もすべてぶどう内にある天然のもの まさにブルゴーニュ 美味しいモノ頂きました

       

まじめな私 暗い私

 人間はいくつもの峠を超えなければ どう超えるるか考えるから 惑うんだよ 迷うんじゃない 惑うんだ (九十歳の谷川徹三)

 物の興廃は必ず人に由る 人の昇沈は定めて道に在り 人のため世のための力である 迷う心も悟る心も自分の中にある 月や風の中に仏の心がある 月や風は心を洗ってくれるだけではない 行じても行じても倒れないのが仏道 ひたすら修行する (空海)

 

201101072.jpg Swanlights / Antony and the Johnsons

 何故か買っていなかったアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズの新作をMP3ダウンロード 103歳で昨年6月亡くなった故大野一雄をジャケット写真に使った前作Crying Light 私が好きそうだからと頂いた前々作I'm a Bird Now ほとんど変わらない音楽 今作は多少遊び?が入っていてロンドンシンフォニーやビヨークと共演したりしている 暗い私は好きだがだめな人は全く受け付けないだろう(今回はまだましです)144ページのアート・ブックにCDが付いた形でリリースされるスペシャル・エディションが欲しいけど手に入らない 

Antony and the Johnsons - The Spirit Was Gone

 

大野一雄さんの舞踏が見られるビデオを乗っけました 新作からはビヨークとの共演

Antony & The Johnsons Feat Bjork - Fletta

 

明日は6時出発 寝たいけど気になって何回も目が覚めるんだなあ

 

一日3.5時間

20110171.jpg Valotte / Julian Lennon 1984

 車で走っていると 疲れるけどいろいろな音楽を一人で聴けるから楽しい もっと静かで楽な車だと嬉しいけど仕方がない で 今日はジュリアン・レノンをCD2枚分聴いた 持ってるのはデビューアルバム(買った当時はカセットテープだった 今もある ハワイで買ったのだが けいの里にはまだ100本くらい当時ヒットしたカセットテープが残っている マドンナ フォリナー ホール&オーツ ポップロックばかり)と2枚目のみ

 その後の彼ははたまに出てくるだけで 何をやっているのか知らない デビュー当時はジョンそっくりというかフィル・ラモーンのプロデュースがまた巧くて ヒットもしたしとても才能があるように感じた 実際は期待したほどの活躍しなかったけど それはそれ曲は良かったし 今聴いてもすばらしい 

 結局作曲の能力に欠けたというのが通説 1963年ジョンと最初の奥さんシンシアとの間に生まれたから47歳か 1984年は21歳 うまくいかなくなってジョンの事を悪く言い出してファンの心も逃げてしまったと思う 昨年CDをリリースするはずだったけど どうなったのかな 今日はいろんなビデオを乗っけてみます

JULIAN LENNON / You're The One 強さもあって良いと思うけど

 

 

Julian Lennon / Too Late For Goodbyes ヒットしましたねえ デビュー作は良い曲ばかり

 

 

Julian Lennon / Because  優しくてふんわり ビートルズの曲もよく歌っていた 

  

 

Julian Lennon~Everything Changes 新曲です 映像はよく判らない 

 

殺されるまでに父と会ったのは数えるほどです。
悲しいことに、父のことを本当に知らないのです。 ジュリアン・レノン2000年 

明日の夜はめちゃくちゃ早寝したいので 明日の分は今日アップでご勘弁 ビデオそれぞれヴォリュームガ違うのが面倒ですね ごめんなさいいおやすみなさい

 

   

呑んだ

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 年末年始呑んだ日本酒 ともに頂いた「常きげん 大吟醸」と「〆張鶴 雪 特別本醸造」この2本 常きげんは 菊姫の杜氏として活躍した日本屈指の名杜氏と呼ばれる「農口尚彦」氏が 平成10年秋より鹿野酒造合資会社に着任して作った酒で 東京の知人が年末に送ってくださった 私にとって初めて味わう酒 熟成されたさわやかさと落ち着きの両方を感じさせる柔らかな酒 美味しい美味しいとすぐ無くなった 〆張鶴はご存じ淡麗辛口すっきりとした 常温が美味しいけどぬる燗にしても充分旨い 20数年前高松の洋風居酒屋ラッシュライフ(懐かしい様々な思い出あり)でよく呑んでいた 今は呑まなくなってしまった久保田 未だに美味しい八海山 とともに寒梅や雪中梅とは違う酒として日本酒ブームの先駆けだ 〆張り鶴は新潟の知人が6本送ってくれたので まだまだあります ありがとう

 今日のビデオは 日本酒とは全く関係なく アルゼンチンのフォルクローレ・ジャズトリオ ペドロ・ロッシ・トリオ ギター/作曲家のPEDRO ROSSI アコーディオンのEXEQUIEL MANTEGA クラリネットのGUSTAVO HUNTによるインストゥルメンタル・トリオで 落ち着いた温かいサウンド 決して洗練されていない 味付けのない素朴な音が懐かしさと安らぎを与えてくれる 2010年11月にリリースされたばかり もちろんポップじゃないけど良かった ラストナンバーsakuraがまた良い アルゼンチン好きなあなたへ 

201101063.jpg  El Viento Danza / PEDRO ROSSI TRIO

 

 

 年明けから走って走ってます 調子の悪い車の中でiTuneのFMトランスミッターが良い音楽を聴かせてくれる それは幸せ 世の中みなさん挨拶回りしているようですが 私は数年前からやめていて その点 楽だけど・・・

 

 

最後の楽園

201101051.jpg Michio's Northern Dreams〈3〉 星野 道夫

混沌とした時代の中で、

人間が抱えるさまざまな問題をつきつめてゆくと、

私たちはある無力感におそわれる

それは正しいひとつの答えが見つからないからである。

が、こうも思うのだ。

正しい答えなど初めから存在しないのだと・・・・・・。

そう考えると少しホッとする。

正しい答を出さなくてもよいというのは、なぜかホッとするものだ。

しかし、正しい答えは見つからなくとも、その時代、時代で、

より良い方向を模索してゆく責任はあるのだ。

 

壮大なアラスカの自然は、

結局人間もその秩序の中にいつか帰ってゆくという、

あたり前のことを語りかけてくる。

 

 1996年テレビの取材でカムチャッカに滞在中 クマに襲われ亡くなった写真家・星野道夫さんの写真と言葉を収めたシリーズの第3弾 ビデオはアラスカ出身の歌手ヘイリー・ローレン 

 

 今日 私の言葉はいらない 青い影や枯葉、サマータイム等スタンダードナンバーばかり集めた彼女のCDも良いです

201101052.jpg 

 

仕事始め で

201101041.jpg Milow /Coming Of Age

 正月も終わった これから何が始まるか楽しみでもあり不安でもある一年 この一週間走り回ってみよう 私はそれしかできない 身体は少し休めたし たぶん餅の食べ過ぎで体重も増えたに違いない さっきトイレで良い言葉を思いついたが忘れてしまった 情けないので音楽に移る

 Milowはあまり知られていないか 私も全く知らないと言って良いくらいだ 3年ほど前にデビューアルバムを購入(The Bigger Picture 輸入盤) 今も日本で発売されているかどうか これは2作目ほぼ3年前にリリースされた 1作目はとてもシンプルで純情な音だったが本作は少し技が加わった ピュアないろいろサウンド混じり 最初に聴いた曲がギターだけの優しいラテン系だったからスペインかどこかかと思っていたらベルギーとか(ベルギーではスターらしいが) このアルバムもピュアなピアノ音で始まるアコースティックな「Canada」で始まり 「The Ride」「Comeing of age」の2曲でノックアウト アメリカンテイストの佳曲が続く 私的にはギターの弾き語り的曲が特に好み 優しい曲ばかり集めたら ちょっと萎えた あるいは疲れた心を確実に癒してくれます

ビデオは比較的新作  Milow - Ayo technology (unplugged)

 

 どうでしょう iTuneでも試聴できるからどうぞ ちなみにAyoとはhey youのこととか 年賀状も250枚で打ち止め完了に 今日情けなかったこと 現場で飛び上がろうとして「ピョン」のはずが「びょん」くらいしか身体があがらず むこうずねをガツンと強打 ぷくんと膨れて青あざいてて 辛い辛いおじさん辛い

 

めずらしく

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 小吉 私はおみくじを基本的にひかないから どれくらいぶりかも思い出せないが 今年は何となく気分が変わってちょいとトライした 金運は吉 仕事は誠意を持って 愛情は誤解を招くが心を込めて対応せよ 健康は心労注意 らしい それでいいや

 今日も風無し良い天気 総本山善通寺へ2度目の初詣 御影堂はずらっと人が並んでいたので 父のいる納骨堂へ デザインが変わった新しいお守りを購入して帰る また来週来るけどね

 あまりのんびりする時間もないから音楽編集が進まなかったこの お正月 ちょっとだけ今朝聴いたのは久々の デビッド・ボウイ 最近アマゾンでMP3をダウンロードできるから便利 iTuneにも取り込めるしDRMフリーだからとっても便利です 今後はこれかな

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 でダウンロードしたのがデビッド・ボウイのヒットCD Station To Station (Special Edition) CDにすれば3枚組となる 1枚目は例のStation To Station で 2,3枚目がレコードを出した後のツアー1976年3月23日NYナッソーコラシアムでのライブ これが迫力あって楽しいソリッドなブリティッシュロック風です サポートメンバーはほとんど知らずキーボードのトニー・ケイくらい 私が一番好きなのは次作「LOW」ですが アメリカンなボウイも好きでした 思い出しながら机の前でちょっとだけダンス

WARSZAWA Last Night of low & heroes tour 12/12/78

 

   

今年はこれで

20110102.jpg 金山を空中から 左の端が「けいの里」

 今日は朝会社に行ってごぞごぞ けいの里で少し音楽聴いて(今日紹介の)家族は出かけたのですこしのんびり出来たか ありがとう

 年末忙しく余裕がなかったので 年賀状を書かないつもりだったけど 送ってくださったはがきを見ていると申し訳なくなり200枚だけ作ることに 超シンプルなデザインになったが届いた方は許してください とりあえずこんな感じ 今日はどこにも行かず専念した 夕方になってプリンターが壊れ終了 明日朝一番で電気屋さんに行って 買って続けます メールですむならそれで ブログですむならそれでも良いでしょうね 年賀状は少しずつ減らしていきます でもこれなら簡単だからは早く印刷に出せば良いじゃないか はい

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 今日のご紹介は私の一押し?バンドThe Morning Benders クリス・チュウのヴォーカルが泣かせる1曲目「EXCUSES」が素晴らしい 曲の作り方はビデオの冒頭にしゃべっております メロディもコーラスも切なくソフトな そしてちょい前にはやったサイケノイズっぽい音も 西海岸ポップバンドで今風ビーチボーイズか 重すぎず個性(レトロ感も個性と思えば)があるのに聴きやすい ほめすぎですね 私はもう少し演奏上手で歌も上手くてヘヴィーで暗いのが好きですよ 1作目と2作目で相当変わっているから 次作も楽しみ さらに初来日公演が2011年3月15日に東京・代官山UNITで これは見逃せません とかなんとか行けるかな どうせ若者ばかりでしょう

201101025.jpg

The Morning Benders / EXCUSES

 

 ねっ わかるでしょ 今時不安定ビーチボーイズ

   

はじまりはじまり

201101010.jpg  201101011.jpg 御影堂内と拝賀式食事

新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくおねがいいたします
健康に留意されて健やかな一年をお過ごしください
私も明るく楽しく元気にはりきってバタバタ走ります
恒例(もう20年以上)総本山善通寺御影堂で新年を迎えました

気持ちを新たに前進

201101012.jpg

3時に帰宅しましたが 朝から永楽亭さんのおせちをいただき これから初詣に・・・眠い

最初のビデオは 珍しいスティーリー・ダンのAja はいかが

 

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