2011年9月アーカイブ

ソファーにて

20110930.jpg agnhildur Gísladóttir - Stomu Yamash'ta - Sjón bergmál - echo

ツトム・ヤマシタ/ラグンヒルドゥル・ギスラドッティル(ラッガ)/ショーン
「bergmal / echo / こだま」

  2日間頑張ったし 少しの時間ソファーに座って音楽を聴く 久々にツトムヤマシタの「こだま」(過去にも登場した) 当時から聴いた人は そしていまでも多くの人が素晴らしいと言うこのアルバム 発売は2005年か6年 結局日本では発売されなかった 理由は知っているが残念です サヌカイトの音もその時代のツトム・ヤマシタ'sサヌカイトだし 普通のヤマシタさんでは考えられないくらい(子供が絡んでいるから)優しいサヌカイトの音色が楽しめる デビッド トール イェンソンの学校聖歌隊(日本人には絶対まねの出来ない歌声だそうです) 子供の願いが石の魂と会話をしています 歌姫ラッガと詩人ショーンとヤマシタが作り出した気高き叙事詩 まだ下のアドレスで購入できる?アイスランドでのコンサート映像も私にはあるけど出せないのが・・・

http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=2790555

 私が制作した2005年のフランス・アイスランド公演後に出来上がった ラッガとショーンが来ていた京都京北での打ち合わせから アイスランドでのライブまで知っていたのでとても気になるアルバムだった ほんとに なかなかCDをリリースしないヤマシタさん その気になればこれくらいの音楽(失礼)はどんどん出せるはずなのに まあ仕方がないと思うけど 残念なのは私だけかなあ 懐かしくなりさらに古い「いろは」(アナログLP)を聴いてみた かなり特殊でミュージックコンクレートとも思える お父さんの山下清孟さんが創った「いろは歌」が特に好き

 

 ツトム・ヤマシタ絡みで気がついたGO時代のメンバー スティーヴ・ウィンウッドがエリック・クラプトンと11月に来日する 先日友人が絶対行くと言っていたのを思いだし調べてみると 一緒に来るメンバーが懐かしいやら凄いやら ベースは私が一番好きだった頃のドゥービーブラザーズにいたウィリー・ウィークス ジョー・コッカーと1960年代からやっていた(当時はベーシスト)クリス・ステイントンがキーボード そしてドラムはスティーヴ・ガッドだって ひゃー これは行きたいね 11月にはサントリーホールにジンマン指揮チューリッヒトーンハレ&ヨーヨーマ どちらも素晴らしいに違いない ちょいと雰囲気を味わいましょう で下の映像を

  

Eric Clapton, Steve Winwood - Presence of the Lord

 

お帰りなさい


20110929.jpg The Awakening / James Morrison


  デビュー当時好きで ちょっとは待ってた3年ぶり3作目のアルバムです 子供が生まれたりお父さんを亡くしたり色々あったようですが ジェームス・モリソン君相変わらず巧く渋い声 ほとんど変わらないサウンドではあるが 好きなアーティストだから期待します アメリカより日本でのリリースが2週間ほど早いというありがたさ(アメリカでは人気いまいちです) プロデュースが元スレイドでダフィーも手がけるバーナード・バトラー 今週発売されてイギリスシングルチャート5位にランキング まずまずでしょうか 最近のインタビューではアルバムの出来にとっても満足しているようで 過去の2枚とは比べものにならないとまで言っている 映像はそのファーストシングル 中止になった初来日のチケットはまだ持ってるぞ 早く来ましょう

 
James Morrison - I Won't Let You Go‬



James Morrisonのニューアルバムはモーラでも試聴できるのでお試しあれ

http://mora.jp/package/80311556/00602527849614/


 幸せに感じることが明日への栄養剤 昨日の昼から今朝まで かけがえのない時間を静かに豊かに過ごして 困っていたら手をさしのべてくれる人もいる 今日も感謝して一日が過ぎていく ありがたく頭を垂れる いつかお返しをしなければ 期待に応えなければ 

 そこで もう一人 無名でライブ映像もなく 疲れきった私の代わりに歌ってくれているような (ヒットするには大事なこと) いや待ちくたびれてダウンしているのは私と あなたは言うのでしょう? ジェイソン・ウォーカーというシンガーを紹介 一緒にすっかりダウンしてしまってはだめですが・・・彼の歌 タイトルからして「Cry」「More Alone」とか暗いのが多い 性格ですかね 明日からは明るい曲をを選ぼうか


‪"Down" Jason Walker





今朝の歌


20110928.jpg

 毎日張り切っているのでもなく走り回っているが それもほどほどにしよう 頑張ったご褒美はなんだろう 昨日の夕方 豊島の港からの景色 空は広く海は静かで優しく目に涙がにじむ 長く息を吐いて イライラしている心が和みます 感謝


201109272.jpg The Silent Awakening / Tina Malia


 美しい歌声 さわやかに 民族的感覚 香ってくる精神性 それほど有名でも売れているわけでもない サンフランシスコあたりで現在行っているコンサートはクラブかレストランが多いようだ 創り演奏し歌い制作もする才人 映像は導入部分が長すぎますが 始まると引き込まれるので 2分ほど飛ばしてどうぞ 今日も頑張るぞって思うかどうか・・・
 
 アマゾンでも試聴出来るのでお試しに
遠くどこまでも伸びてゆくような歌声 落ち着いていて信念を感じます この系統が多くなるのも私精神状態に依るのかもしれません 明日があれば少し変な音も
 

Tina Malia - "Kol Galgal"




もっとも


 これ迄で「最高に良かった」と毎回聴いてくれている方から声をかけてくださった いつも気になる「ルース・アズール」サヌカイトの音がつながって聴こえてしまうこの曲 美しいメロディと瀬戸内海の柔らかさをイメージさせ気持ちよいのだが それだけが欠点 ルネスホールの特徴か 音の響きがサヌカイトもピアノも独特(マリンバはふくよかさが消えてしまっていた)で良い結果が出たのかもしれない(演奏や音響も確かに素晴らしかった)

 計算してできる事ではない不思議さが いつも違う場所で行うライブの楽しみか 小松玲子さんの演奏姿がガラスに映ってこれも面白い(はっきりした映像ではないので優雅さが伝わらず申し訳ないのですが) youtubeで小松玲子 並び順は日付順にすると最近私がアップしたたくさんの映像が出てきます


小松玲子 ルース・アズール okayama




 いまのところ私はサヌカイトコンサートの企画をしていないので(すみません 本当はこの数年コンサートを目標にして頑張ってきたのですが) 時間があれば 私が録りためた音源を整理してCDを発売するとか 映像をまとめるとか そのような動きをします 静かに沈んでね

 色々考えさせられたり反省ばかりだけど また来年になれば気持ちも変化してくるかもしれない 必要とされている音だと信じて楽器の精度を上げ 全体的な向上を目指します

 さらに創りためた作品たちの展示会をしたいのです イメージは出来上がっているので あとは・・・おやすみなさい 今晩はお疲れモードなので また明日かな


 

あきらめきれない

201109262.jpg Goodnight / William Fitzsimmons

 簡単じゃない 思いを込めて過ごしてきた 同じ道じゃなく遠くから見守りながら生きていくのは美しい でも辛い 自分が悪いと判っていても 傷つけてごめんと心の中で謝っていても もっと深いどこかで繋がっている そう信じたくなる日々 どうすることも出来ない沈んだ心 虚ろな目は見えない未来を嘆いている 美しい歌より 

 William Fitzsimmonsが好きだ 以前も紹介したこのアコースティックサウンド 繊細で愁いを帯びて そのままでいて欲しい気持ちにさせてくれる 素敵な音楽は人を穏やかに優しくし 見える景色も世界も違ったようになってくる 癒しなんて言葉は使いたくない 聴けば幸せになれると信じて このアルバムは2006年発売だからちょっと古い その1曲目を 風貌で人は判断できません


William Fitzsimmons "It's Not True" 


 
 
 何度か来日していて 日本が大好きという プリシア・アンというシンガー 素朴ではにかみやさん 娘がいたらこんな子に育って欲しいなんて言いたくなるね 彼女がウィリアム・フィッツシモンズとデュエットしている曲 自然な感じがすがすがしい 
 
William Fitzsimmons & Priscilla Ahn - I Don't Feel It Anymore



素人として

20110926.jpg チャイコフスキー 交響曲第4番 / カラヤン ベルリンフィル
(1971年録音)

 カラヤンが好きいうと「ど素人」みたいに言われる時もあるが 小学生の頃手にしたレコード(飾りに近い)が カラヤン&ベルリンフィルだったからしかたがないじゃない(しかも今でも持ってる)と開き直り この音を聴いてくれと言いたくなる 凝縮され弾けるような高揚感と格が違う上手さ 特に管楽器のすごさ 冒頭のホルンとファゴットのファンファーレからドラマチックで天井から天空に飛んで行く これが最高傑作と云われるのも判る(私でも) チャイコフスキーの人間性とか繊細さと帝王皇帝カラヤンがぴったり来るかと言えば疑問 絢爛豪華でもイメージは違う しかし結果がすべてです あまりにも「どうだ」って感じが嫌みかもしれないくらい 

 この4番は結婚して奥さんとうまくいっていなかった神経質で内気なチャイコフスキーが 良き理解者であった女性に支えられて(精神的に経済的に)作り上げた作品と云われている ノイローゼになり自殺まではかったそうで その女性がいなかったらその後の彼は無かったのだから その女性とは文通1200通だけで一度もあった事がないという 時代というか美しいというか
  
 クラシックを聴く時間はそれほど多くなく かつ真剣に批評するぞ的聴き方ではないので単なる紹介です 途中音が割れているという言い方をされるこの名盤 ダイナミックレンジがあまりにも広い ベルリンの教会で録られたので純然たるライブではないけれど 迫力が彼らの全盛期を確信させる 自分自身の勢いが欲しくて聴いた 下は短くてしかも1973年の映像だけど感じだけでも 

Tchaikovsky Symphony No.4






いまさらでも

20110925.jpg Need You Now / Lady Antebellum

 

 今年グラミー賞を5部門取ったけど 買ったことなかったのに(知らないと言っても良いほど) 先ほど何故かアマゾンでMP3をダウンロードした 昨晩のスパイロジャイラよりも 秋の天気のよい日に遠くを見つめながら(田舎だからできる?) ぼーっと聴きたいアルバムで 心にしみる曲揃い 元気な曲はカントリー好きではない私には不向きで バラードがよい テネシー出身らしく グループ名「アンテベラム」とは「アメリカ南北戦争以前」という意味の名前にレディをつけてる 基本的にはカントリーミュージックだけど アメリカならクラブミュージックばかり目立つよりこの方が遥かに健康的で安心するし ヴォーカル上手い 個人的には4曲目Hello Worldあたりが

 シンプルに愛の歌をいろいろな情景の中で伸びやかに描いている 私がこの手の音楽を聴くようになったのも 凝り固まった感覚が解除されているのか おかしくなっているのか 方向性が無くなっているのか 全く分析できないけど お付き合いのおかげさまですと思う 先々週発売されたアルバムも売れているようで おめでとう まずは売れている恥ずかしいくらいの曲の映像を捧げます 二人の旅と思い出が・・・あああ味わいたい?

 

Lady Antebellum - Just A Kiss

 

 次は涙もの有名曲 静かに始まり美しく綺麗に流れすぎるのは私には似合わないところもあるので 同じようにCan´t take my eyes off youと歌うダミアン・ライスの「The Blower's Daughter」 も添えてみました(思い出したので) これは私らしいですか 良い曲です 映像にジュード・ロウが出てきますが 私にとっては「ガタカ」です

 

Can't Take My Eyes Off You - Lady Antebellum

 

 Damien Rice - The Blower's Daughter

 

ではではまた 考え事をしていたら朝まで寝られなかったので早朝のアップでした ちょっと辛い 

 

 

 

突然 たまにね

20110924.jpg A Foreign Affair / Spyro Gyra

 先日 友人と仲良くカウンターに座って音楽聴きながら ギムレット呑んでいた ここ高松のグランドファーザーズで聴く迄は まだ現役だとは知らなかった 「めちゃうまいね」なんていいながら ヴィブラフォンすごいとか
 
 有名な1979年の名作モーニングダンス その前後しかアルバムも買っていないし その後あまりそのバンド名も聞いたりしなかった この9月13日発売のアルバムをiTunesでたまたま見つけてダウンロード 聴くと色々な音楽スタイルが混在して楽しい コンピュレーションアルバムかと思うくらい 1曲目Caribeが流れるとバンドの根本にあるラテンの香りにレゲエのリズム カリビアンリラックスが降りそそぐ 全曲心を楽にしてくれる 貴方に効く薬です Shinjyukuなんて曲もあり楽しく こんなアルバムも久々な感じ で 夏ならさらによかったけど秋の夜長にもお勧め とにかく癖無く上手い
 
新しいアルバムの映像はまだないので ちょっと古めのこれを


毎日ではなく 気分転換にアップしようと思います 自分自身の気分転換もあるけど 心を伝えるために 素直になれる音楽で


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