2010年2月アーカイブ

コーランの世界

100227.jpg  NHKシルクロード〈ローマへの道 第8巻〉

 シルクロードという番組 なぜか歴史好きな私が全く見なかった理由は今でも判らない 出版は1983年だから 大学院生最後の頃だろう 私の考古学好きはツタンカーメン吉村作治ラインから シュリーマンのトロイの木馬へ あまり黄河文明やインダス文明には興味が無く メソポタミアの混然とした(気がしていた)風土に突然広がる遺跡に惹かれたのだ イラン・イラク・アフガニスタンこの国々に行ってみたいという思いは強いのだ この本の監修を務めた陳舜臣さんの冒頭の言葉から 印象的な文章をあげると

 文字が芸術になるのは東アジアの漢字圏以外は イランおよび同じ文字を用いるパキスタンだけではないだろうか

 かつて「未来への遺産」で見たこの地の遺跡達 このシルクロードの本に出てくるもっと多くの遺跡はどうなっているのか 紛争により自然災害により破壊されたそれらの今は 下は2003年12月26日の地震で崩壊したイラン・バム廃墟群(イランではテヘランの国立博物館とともに一番行ってみたかった)私のブログ史上最大写真です

100227-1.jpg  100227-2.jpg 

 イラク戦争の中で略奪されたイラク国立博物館の所蔵品約7000点は今どこに アメリカにいっぱいあったりしたら・・・と思うのだが

 メソポタミアは大平原 バグダットからシャトル・アラブ川の河口バスラまで約600km この間の標高差はわずか30m 川の流れも想像できる・・・アラブの楽器ウードを演奏するルース・アズールの常味さんの影響もあってか 本を流し読んでブログに書き込み ほんとにとりとめなし 申し訳ない本日でありました 明日はちゃんとね

 

優しさ ホールも気になるので

100226.jpg

 愛知県芸術劇場コンサートホール(定番の永田音響設計ではない) 客席を一体化したアリーナ形 舞台を見てすぐ客席との段差の小ささと演奏者と客の距離的近さが判る 親しみやすさはホール全体が明るい茶色で 天井には白い布で覆われ華やかさを兼ね備える感じ 1800人収容で2000人クラスと比べてホールが平坦 尖ったところはない クラシック専用ホールの凄さ無し シューボックス型の感覚も少し受けたりする不思議 音は残響長く 私もアリーナ型の経験が少ないから反響板依存でないホールの鳴りがどのような音楽に合うか判断しかねる(札幌コンサートホールで聴きたい)が高音系打楽器が響いておりました 高さもあるけど上に抜ける感じでもない どこからでもよく見えるホール ただ複合施設なので エレベーターエスカレーター 入るのも入ってからもよく判らん 行ったり来たりで「感動」「高揚感」が盛り上がらないのは残念なのだ ホール内部にお金をかけるならエントランスも同じくらい大事なホールそのものなのだ 

 ついでに大ホールというのがこの施設にはあり オペラとか劇系はそちららしい 一カ所に二つなんてうらやましいけど もう一つ来年1月にはピアニスト エレーヌ・グリモーが白川ホール(名古屋の中規模クラシックホール)に来るらしい 行きたいモノです さらにちょっと不思議なのは名古屋は開演が6時45分って公演が多いこと みなさん9時には帰りたいのですかね・・・面白い地方差かな

喫茶店の音楽

100225.jpg

 はソロ楽器が良くてしかも低域が効いたスローなやつ となればチェロか 名古屋のとある喫茶店(名前忘れたので)古いビルの路地を奥へ 細いドアに入るとすぐに狭い階段 古びた木の内装 香りよいコーヒーが迎えてくれる ネルドリップでブレンドとシナモントースト 朝食です 落ちついた空間で時間がゆるやかに流れる エアコンの暖かさではない木と火と自然なぬくもり CDをかけ替えたようでゆったりとしたチェロが バッハ無伴奏だ(それくらいは判る) 奏者は判らない ヨーヨーマしか持ってないしね 店員さんに訊いたらCD持ってきてくれた János Starker ヤーノシュ・シュタルケルと読むのか 有名らしいが失礼にも知らない人だ 1962年マーキュリー録音 とっても柔らかい演奏の印象 5m先の天井近くにあるスピーカーがBOSE(はや田で鳴っているのと同じ)でエッジの効き具合まで判るような鳴らし方ではない 小音量 気持ちよく聞こえたのだ 朝のひととき素晴らしい

 帰ってアマゾンで購入したのは 1992年録音のCD(3回録音しているらしいのだ) 1924年ブダベスト生まれ 年齢も70歳近くなっての録音だから 枯れた音が出てくるものと思ったが意外にも力強い どちらかと言えば心臓にズンズン響く 情をぐっと込めているかのように届く きちんと演奏しているぞ的モニタースピーカーよりは小径の優しいスピーカーで聴きたい 先生に勉強しなさいと言われた気がしたので 全部聴かずに カザルスの「鳥の歌」を持ち出してしまった 次回は山で聴いてみよう    

ほんと良かった

100221.jpg アラビンディアに佐藤允彦:pianoが加わったSTOYの「STOY2」

  感動のライブであった(サービスからか調子が良かったか思ったより時間が長かった)88ステージでのアラビンディア ルースアズールのメンバーでもあるウードの常味裕司さんがリーダー 個性的なマスクで歌も歌うヴァイオリンの太田恵資さん タブラ(北インドの打楽器)を操るしゃべりも面白い吉見征樹さん 会場は思っていたよりたくさんの人で埋まり 88での私の経験上最高の60人ほど 私の家族・親戚・友人もたくさん来てくれ感謝 常見さんルースアズールの時と比べて生き生きと慣れたしゃべりで調子が良く 3人で楽しくライブは進行 聴き入るのも良しぼーっとするのも良しの2時間超え
 今日は会場で しばらくぶりに気になっていた人にも会えたからさらに良かった 高松にも来て欲しい(坂出って言わないのがダメだが)凝ったステージでもなく音響も細かく調整されているわけでもない マイクだってスピーカーだって凄いわけではないけど 実力ある人達が演奏する上質な熱の入った音世界 ゆったりした大人の空間に交わって幸せな気分 また勉強したね 参考にしましょ    

責任も感じて

100220.jpg

 

 ソニーが一時期がんばったSACDの普及 結局失敗として消えていくのだろうか 圧倒的に良い音質 自然に近い感覚 密度の高いしっかりした聴感 全てにおいて現状のCD音質を超えるのに なにが悪かったのだろう iPod等の圧縮型音源で人間は十分なのか 良い音は必要ないのかなあ

 新しいサヌカイトのCDはSACDでと考えている(た) 需要はある 高い周波数低い周波数の再生はサヌカイトの特性と「はまって」「効果は抜群だ」のはず 録音は何とかなるが 私のような小さなレーベルがプレスするには調べた限り1社しか受け付けてくれない上に通常のCDプレスに比べて3倍以上のコスト 実際作ったとしても選択できるCDプレーヤーはだんだん少なくなってきて 特に値段の安いものは生産中止ばかり オーディオマニアだけで進んでいくのかな 

 「良い音」を広めるはずではなかったのか ソニーはそれを安い値段で実現させるつもりでがんばったと思うのだが 軽薄短小な現代に殺されていっている 私はまだ普及の可能性は十分あると思う 携帯プレーヤーがドックで接続されても良いから SACDが再生できるポータブルSACDプレーヤーを作ってください 音質の違いは分かってもらえるはず ついでに言うと 普及には安価なDSDマルチ録音機材の開発と ソフトの開発も不可欠 ほんとにお願いしたい PS3でSACDが再生できたのにそれを切り捨てるなんて

 SACDに関わったソニーの知人がたくさんいて 一生懸命やっていたし 会社も採算を考えずに頑張っていたことは紛れもない事実 結局ユーザーが悪いのかもしれない まだまだソニーだからこそ出来ることの一つだと思う 私などが力になれるような話でもないけど

 

一年以上

100215.jpg

 久々の松山 馳走屋河のにうかがうのは昨年の1月以来らしい ここに来ると幸せな気持ちになるのはなぜだろう 大将との相性か 単純に料理が素材が美味しいのか カウンターで初めて食べてもう5年かなもっとかな 松山は近いけど泊まりがけは滅多にないので ここはほとんど年一回か二回 今宵はアワビを焼いてもらってタケノコとそら豆でシャンパンを ニコラ・フィアットのキュヴェ・パルメ ドール1998 しっかりしたコクと柔らかさ ボトルの個性がプレステージ性を高めてスペシャルな感じ シャルドネとピノが半々だから わかりやすい味わい 大将推薦の ふかし芋とかマスタードをお供に美味しい鴨(オリーブオイルに漬けてあって柔らかく臭みがない) 牡蠣酢も ふきのおひたしも堪能 赤ワインまで呑んで幸せなのだ しかしホテルに帰ってマッサージ これが全く駄目で プロでお金を取るならもう少し修行が必要では せっかくの良い気分が台無しなのだ お土産に買った「ろうけんまんじゅう」をやけで2個も食べちまった ほんとにもう 寝よう 明日もも早いし とブツブツ いやいや楽しいことを考えて寝なきゃ損だよね また改行のない読みにくい文章になったなあ 失礼

  

納得して

100214.jpg

 やってるつもりでもどうも心が落ち着かない事もある そんなときは走り回っていても まさに空回り ひどい一日でありました (上村愛子は4位だったし でも彼女すばらしいね もっと駄目かと思っていた) 意外なほど坂出市民ホールは観客がいっぱいで浜おこしコンサートは幕を開けた 照明の上山 音響の大熊 二人が十分すぎるほどの努力で会場は坂出市民ホールとは思えないほど洗練されて 出演した人たちは良かったでしょう 写真は音響機材いっぱい積んだハイエースが帰って行くところ ご苦労様 サヌカイトも出ていたのです 良い音で鳴っていたけど来ていた人は気がついているのか 知っているのか 今後は少し考えることにしよう 瀬戸フィルハーモニーから十数名が参加して 民謡と洋風味付けは良かったかな

  今はテレビでサッカーの日韓戦 負けております 攻めても点は入りません でも稲本いいねえ頼もしい今が最高かなあ 21歳くらいの時も良かったけど 大久保もずっと走り回って貢献しているのにファールを受けて退場かわいそう 韓国もかつてほどスターがいないし強い感じはしないけど 岡田ジャパンもサイドとフォワードが・・・突破力も お願いしますよ もうワールドカップBest4なんて言わないでしょうが ぎりぎりな状況なのに希望的で選手をかばう発言をする岡田監督は本当によい人なのか ワールドカップって「おれが全責任を持つからまかせろ」と言って通用するほど小さいイベントじゃない そういえばバレンタインデー この年になると感動はありませんが(当たり前) 我が家では長男の誕生日であります 19歳 おめでとうと朝10時過ぎに電話したらまだ寝ておりました さすが学生 自分の19歳の誕生日なんて全く思い出せませんが はい

 

いつも通りの忙しさが


100213.jpg

 朝からバタバタがいつものようにはじまった 予期せぬ出来事でも簡単「ただ車で走ればよい」のだ 高松に向かって 1時間半の無駄 とりあえず片付けてちょっと坂出市民ホールへ「浜おこしコンサート」セッティングに顔出し すぐにロータリーの会議に今度はマリンライナーで高松へ 会議は「災害に対して」 阪神淡路地震の教訓と今の状況 今までもこのような会合は多く別に変わった事もないのだが 毎回1995年1月17日の早朝からの思い出と感情は消えることがないから 涙も しかし地震対策が全く出来ていないのを反省 そうなんです 帰ってきたら早速 コンサートのリハーサルへ 上手くいくのかな全く不安な出来であります

 遅れていたSADEのCD「soldier of love」が届いた まってましたとかけたその音は「強い」「重い」 タイトルそのものである 私は大ファンだから何でも許すが そうじゃない人はとまどう音を出してきたなあ ここまでかっちっとした音は疑問 もしかしたらアメリカを意識したかな 売れていることは確かなようで おめでとうございます うらやましいバンドの典型さん 


ProFire 2626

100211.jpg

 一日中雨で寒かった お昼に久々「ともラーメン」へ おばあさん一人で切り盛りがんばって欲しい ごくたまに行きます いつもワンタンメン 来る人来る人注文はワンタンメン ともラーメンへ私の次男トモヒロと行った 美味しかったそうな

 買ってしまったオーディオインターフェイス 興味のない人にはつまらない話です M-AUDIO(エムオーディオ) 接続方式:FireWire 最大対応サンプリングビットレート:24bit192kHz 最大同時入出力数:26in26out アナログ入出力数:8in8out マイク入力:8 ProTools M-Powered対応 というよりPro Tools M-Powered8がカップリングされていて同時購入で10万円とお買い得 先日のレースアズール再録もソフトはPro Toolsを使っているから 最新版をノートパソコンに入れておけば出張中でも編集できるしね 単体のマイクぷりとしても使えるし スタンドアローンのA/D-D/Aコンバーターとしても動作する便利モノ コストパフォーマンスは非常に高い

 ルースアズールの発売中CDの再ミックスダウンや再マスタリングにも使える なんと言っても192kHzサンプリングが可能だから ちゃんと録ればスーパーオーディオCD用の音源録音が可能(かもしれない) 活躍してほしいなあ でも結局私次第なのですが はいその通りです 勉強がんばります あとはコルグのMR-2000Sマスターレコーダーが欲しいぞな サヌカイトこれからはDSD(また言ってる)

 

遅れて

100210.jpg

 肉の日が三男の誕生日だが私がいないので一日遅れでケーキ購入 とりあえず吹き消す前にパチリ 9歳です 先は長い長い 誕生日プレゼントは野球のバッティングマシン(簡単なやつです) 野球部でもないのに(フットサルしている) 相変わらず甘い甘いと言われる私 ダメなお父さん手お上げ手て はい ケーキは子供の頃から食べている高瀬の清水菓子鋪 昔から柔らかいスポンジに生クリームがちょうど良い甘さとふわっと感 美味しい好きだ半分くらい私が食べてしまう もうお腹いっぱい げほっ 日曜日は長男の誕生日19歳 広島にいるから帰ってからね でももうケーキより服が欲しいらしい なるほど了解

 6日に丸亀と高松でコンサート開催した評価寸評いただいております 確かに生ですからピアノの音量が勝ちますが サヌカイトの生を楽しんでもらいたい(もらえたと思います) それは可能な限り抑えて弾いていただいてあれですから そうなんです デジタルピアノならコントロール出来るけど 今度はピアノが生じゃなくなる 色々なバリエーションがあって 同じサヌカイト好きでも 今回はこんな企画だから聴きに行こうとか 私自身が様々なジャンルの音楽を聴くから 壮大やものから小さななライブまで サヌカイトだけだったりほかの楽器と一緒だったり 考えながら「試行錯誤」でよろしくお願いします 

 基本的にやりたくない企画にはのらないのですが 気が弱いから つい・・・で反省することもある そして皆さんに迷惑が というパターンだったら申し訳ないのですが 今日もある楽器とのコラボのお話をいただき 心が・・・ 

雨降りの風情

100209.jpg

 お題と写真とは関係ない 写真は瀬戸内海の夕方 おじいさんが小さな釣り船を出していて 帰ってきたところに 浜ではおばあさんがいて アレが取れただの(あーだこうだ)言いながら近づいて 二人で船を浜辺に引き揚げていました のどか まったく波のない瀬戸内海 幸せな風景 まさに奇跡的な美しさが 私の住むところにはある 鏡のような海なんです

 夜は 高松の二蝶へ 毎回「たまには行かなきゃ」って言っています 私は幹事さんで18名御一行様 高松駅からバスの送迎 楽チンです 笛や三味線で歌い お座敷遊び「金比羅船々」で盛り上がる (普通は)芸妓さんと向い合い 善の上に椀のような道具を真ん中に置いて「金比羅ふねふね」を歌いながら交互に手をのせます 椀を片方が取ったら相手はグー そのままならパーを出すルールで 間違えたら負けで酒を呑む こんな感じ 当然三味線のリズムスピードが速くなって 私はたくさん呑んだ 熱燗呑み過ぎかもしれないけど無事終了 どこにも寄らず今日も早い帰宅 真面目だ 二蝶の店前道路 雨に濡れて良い感じ ちょっと寒く路面が光ってしっとり で今日のお題でした

シェ

100208.jpg

 露堂 この写真は真っ暗な入り口付近 綾川町の山の中 そのフレンチはあります(迷って遅れた) 有名なお店ですが此処で食事した方はそれほど多くないかも(遠いから) 私は2回目遠い昔の経験 またまたご馳走になった今宵です 率直に言って「美味しい」 本格フレンチと言うには上品すぎるソースかもしれないけど 美味しかった とらふぐ焼き白子の優しさも フォアグラのパテの臭みの全くない上品さも 私の好みであります 残念ながらご馳走していただけると言うことでワインは選べないから シャブリをちびちびいただいたのです 素材を生かした料理でしょう 此処の評価は 此処のご夫婦(二人で全てされています)に気に入ってもらえて+こちらも気に入る 両方揃って「大好きな店」になることで成り立つ ね 私もまた行きたいけど・・・さほど酔わずに早く帰宅

再録音

100207.jpg

 昨日の続きだ 2回公演した夜にレコーディングしてほしいなんて ひどい制作者である どうしてもルースアズールのCD中 メインの曲ルースアズールが気になり続けて もう一度録音したかった 本当は猪熊でも録音する予定だったが(機材も用意していた) 時間もなくバツ 2月6日のコンサートが決まって県民ホールの大熊さんが「録音する?」と言ってくれ ありがとうと図々しくもお願いして この写真 ほかのスケジュールを移動して調律してくれた広瀬さん ありがたいことです 20時過ぎホールに到着すると調律は終わっているし マイクはたくさん並んでいて 準備万端 サヌカイトの枠を組み立てるスタッフにも当然迷惑な話の中 順調に2曲録音 結果を出さなくちゃね サンキューだなあ 成果は追加プレスするCDにて判るはず

 

 終わったあとは食事 ときしんの旭屋でワインとピザやパスタ等々 反省と愚痴も肴に美味しくいただき長い長い1日は終了 ドメーヌ・カイヨ2002が優しく甘く 疲れた体に静かに染みこんだ たくさん呑んだが酔いはしなかった不思議  

 

意外な

100206.jpg

 ほどたくさんの方に聴きに来ていただいたなあ というのが実感で 何人来てくれるのかわからなかった丸亀猪熊弦一郎ミュージアムホールも100人を超えるびっくり盛況 高松市美術館は140席出したのに満員 「100くらい出せばよいかな」と110席くらい出していて 当日券を求める人たちがたくさん並んで慌てて追加 ばたばただあ コンサートの出来は運営面を含めて「まだまだ」だが 私 一生懸命やってます なんです 普段通り「時間がない」 予定された事は半分も出来ずに進む くやしーい 「よかったです」と言ってくれるのは出演者のがんばりによる みなさんに感謝 でも 私は主催者じゃないよ 単なる制作担当です あまり任されたくはない 所詮素人で「あれがないこれがない」「あっ忘れた」なんてね 丸亀と高松の時間差はあと1時間必要だった 私の責任です 高松でももっと上手くできるはずだったのに(演奏自体は高松の方がよかった 2回目だし当然かも) 終わっても満足感はいつもながら広がってこない

 

 美術館でコンサートをするのは 館の体制が美術中心(当たり前)で 音楽に心が入っていないので難しい システムを見直せばもっと有効に利用できるだろうけど たぶんその気もないかな 規制が多いからコンサートの基本的な常識が通用しない・・・ただし協力していただいて感謝しています 今回は多くの友人家族に支えられて実現しました そして生音で聴いていただけて良かった 私の車いっぱいに積んでいた音響機械の出番は全くなし 車が重たかっただけ 高松市美術館のコンサートが終わって片付けしても さらにこの夜は終わらなかったのです まだまだ

  

供養

100205.jpg

 菅原道真 平将門 そして崇徳天皇 日本の代表的な怨霊として3人の名が挙げられます 金山にも関わりも深くあるのでいつも気になる 今日午前中に瑠璃光寺に供養のため訪れた方の推薦本 早速買いました 金山やサヌカイトの知識はたくさんほしいのでありがたく読むのではあるが 知りたいのはやっぱり事実なのです けいの里の隣 瑠璃光寺・金山権現さん付近は独特の雰囲気あるいは空気を持っています 大切にしながら歴史をさらに研究します 気になる部分も 掃除もしたいし 片付けもしたいし 整備もしたいし なかなかねえ 上皇さんの遺体と野澤井の伝説は 悪魚の骨で作ったとされるご本尊は むーん

 

 夜は明日のコンサート演奏者 小松玲子さん松岡淳さんと和食屋さん「藍」さんへ ほんとに久しぶりでカウンターに 大きなアロエをお刺身で 豚とレタスの鍋も 相変わらずの女将さんの話をさかなに冷酒を呑みすぎ楽しく食事 すぐ近くのバンデヴァンダンジェに シャトー・モンローズ1995をグラスでいただく 久々にボルドーの魅力いっぱいのワインを呑んだなあ すでに酔っていたので退散したが 本当に美味しかった 松岡さんも「美味しかった美味しかった」と大喜び

 

作られた行事


100204.jpg

 どこかで昔からやっていたのだろうけど 太巻きをどこかに向かってくわえて食べるなんてやつ 数年前から言い出して(コンビニのたくらみか)我が家でもやってしまうと言う情けなさ 「ばかばかしい」なんて思いながらパクリ いやいやこれが美味 隣の次男と顔を見合わせ「最高ジャン」(横浜ではありません) 笑顔に変わる 今朝 嫁さんが高松に取りに行かなきゃとぼやいていたが 魚や「まさきち」推薦の巻物 綾川町鮨の「丹波」製だそうな だし巻き卵のような卵が入っていてだし汁が全体に染みている 醤油がいらない これはめっけものであった 文句言うなら食べてから です・・・

 一緒に写っているのは 食事のお供新潟のお酒「麒麟山」超辛口 〆張り鶴とともに新潟から送られてきた6本の最後 辛口と言っても元々が優しいから どちらかと言えば 最初口に含んでシャキッと辛く そののちほのかに優しい甘さも とりあえず質がよい 料理のじゃまをしない のどごし清らか 呑むのが楽 心も楽 身体も楽

 昨日は母方の祖父の命日 早く亡くなったが沢山の想い出 立派な方でした 厳しく優しく 礼儀正しく正義漢 頭も良くて お祭りに連れて行ってくれた想い出 駄菓子屋の想い出 寝たきりの生活が長かったけど 受け継いでいくべき精神だと こんな時にしか思い出さないけど 母の作ってくれたおじいちゃんの大好物「ぼたもち」をほおばりながら感じるのです 感謝

雪の降る街を


100203.jpg maurizuo pollini / chopin 4 ballades

 ブログ書く暇無しの毎日と言い訳から始まり 夜寝るのも遅い寝不足 すかっと目が醒めない 家でCOLONの音源編集終了したから(ジャケットデザインも完了)あとはJASRACからコード番号が届くのを待って プレス会社に出せば とりあえず2月26日発売だ 24日が大安だけど間に合えばと言ったところ ほんとにお待たせです 今日も寝不足なのは昨日の夜「コントロール」って映画(一昨年ブログで紹介)を見てしまったからだ ジョイ・ディビジョンのイアンを描いた映画で 自殺って言う結果だからモノクロダークだけど ぼろぼろではなく 我慢出来る 適度に暗いテイストが好きなんだなあ で2時になっちゃう毎日

 夕方会社でデザイン仕上げながら心地よいショパンピアノと言いたいけど ポリーニの指は走りまくり激しい部分では思考が止まってしまう ショパンならポリーニかポリーニならショパンかどちらでも良いのだが ちなみにこのCD今日いただいた物です(感謝 自分じゃなかなか買えない) 4つのバラードは私が買った若い頃のグリモーさんのと 誰が買ったか知らないけど会社にあるホロビッツさんの そしてグリモーも良いけど 何故かあるグレン・グールド様が最高だ 私が比較するのもひどい話だから やめて これはとても録音の良い盤です 研ぎ澄まされてすぱっと切られそうな堅さが伝わってくる スタジオ録音だから余計に 出てる音が堅い訳じゃない「スタイルが聞こえる」 素人だから深い深い優しい方が好きなんだがなあ 本日のお題 雪の降るまちを CD最終曲「幻想曲ヘ短調作品49」の序奏のモチーフが使われていることが有名なので ちゃんちゃんくだらないすみません CDをいただくって嬉しいよなあ(要求しているのではない ははは) 知らない世界が見えてくる ただし世界は広すぎる

SANUKITE HOME

2012年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
Powered by Movable Type 5.04