学問の周辺 岡田節人

100302.jpg 私の生物学小史


 岡田先生(オカダトキンド と読むのだ)は何度かお見かけしたがお話ししたことはない 京都大学にいらした世界的な生物学の先生だ すでに20年近く前になるがツトムヤマシタを囲む会かコンサートの後のパーティにいらしたような記憶だけ いくつか先生の本が我が家にはあって 久々に本をひろげた もっとも興味を持って読んだのはスコットランド・エジンバラについての章で 何度か行ったことがあり 人生の中でも思い出の地だからなのだが
 
 1957年岡田ご夫妻がエジンバラ駅に降り立ったとき(私が生まれた年)の感慨は 先生の助手であった人が降り立った1979年においても 私が初めて行った1988年においても そう変わりがないことは文章から読み取れる そのすごさ 変わらない(変えようとしない)スコットランド人の気質は私がいた1週間ほどの時間のなかでたくさん見た 私もエジンバラにはロンドン・キングスクロス駅から特急に乗って行ったが 車中の乗客の様子やイングランドからスコットランドに変わったとたんに風景が極端に変わるおもしろさなどが書かれていて 学問・研究の難しさの中にもおもしろさを持ったエッセイである 私が泊まった(学生寮)エジンバラ大学にいらしたとのこと 私もイギリスに来たからミルクティだなどと言いながら朝食を取っていたことや 夜バス停で並んでいたら顔中にぶつぶつが出ている娼婦(だと思った)にかけられ(そのころエジンバラでもエイズが問題になっていたから)近寄らないでと怖かったことなど たぶん今でも変わらない町の様子だろう 

 最近の私の周辺で起こるサヌカイトについての様々な出来事は 父がそうしたように「殻に閉じこもる」か自分が主体的に動く(あるいは喜んで動かされる)事柄以外は「拒絶する」に限る と思ってしまうに十分な面倒さである この本のエピローグまで読んだ頃 その思いはたいそう強くなってしまった たくさん教えられたなあ ちょっと香川でやり過ぎたかな この4年間の活動もそろそろ変化を起こしてみたくなったしその方向に舵を切って でも信頼する音楽家や好きな友人のための努力・協力は惜しみませんです はい  

 楽譜が芸術的に見えてしまえば別だが 音楽は演奏家がいなければ芸術になり得ない 楽器も(見るだけでも良いものもあるが)演奏する人がいなければ真価は発揮できないから(その前に作曲編曲があるけど)目指すのは「正確で使いやすくて音が良いサヌカイト製楽器」を 鉱物学的 物理的 歴史的にも研究しよう 時間がほしい 時間が足りない・・・ブログに書いて少し気持ち回復した それではまた明日 明るく会いましょう 


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