人間の安全保障 by Amartya Sen

100721.jpg 人間の安全保障 (集英社新書) アマルティア・セン (著) 東郷 えりか (翻訳)

 8割の人は読んで良かったと思うだろう 2000年代に入って有名になった「人間の安全保障」という言葉が題だが それにとどまらず その内容は多岐にわたる アジア人初のノーベル経済学賞受賞者の小論をまとめたもの さすがはアマルティア・セン 「貧困の克服」も素晴らしいが これも良い 貧困 平等 経済 教育 自由 1933年インドに生まれ 名付け親がノーベル文学賞受賞者ラビンドラナート・タゴールとも言われているので 良いお家の出身だろう 多分天才的に頭も良く 考えられる最高の大学を次々出たようだ 紹介はそれまでにして 人間とは何かを考えさせてくれる優しい本

 最近の日本の経済政策で疑問だったのは「子供手当」 基本的に中学卒業までは負担無しで教育を受けられる用にするのが最も大事なのでは お金は渡すのではなくて 上手く使って欲しいものだ 人間は平等でも無く 生まれたときから不公平の固まりだから(幸せとは全く別だから有り難い) だからなにが必要でどうするべきかを この本はそういうことを説いてくれる

 眠たいからまた朝にでも 昨日に続いてスミマセン 

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