復活に向かうべし

201012291.jpg  Tabea Zimmermann  / SOLO

 年末にCDをたくさん頂きました 嬉しいですね 自分が買わないジャンルから選んでくれるから新鮮 やはり気になるのは Tabea Zimmermann is one of the greatest players of our time の ドイツ生まれ44歳のヴィオリスト タベア・ツィンマーマンでしょうか 実は彼女のこと知らなかったのです ベルリンフィルと共演するくらいですからそらもう素晴らしいに違いない そしてこのCDはSACDとのハイブリッド盤 当然 山にあがってSACDで聴く 無伴奏ヴィオラ組曲 op.131dから実にしっかりとした(きっちり)ソリッドな響きをもつ豊かなヴィオラサウンドが流れてくる バッハ無伴奏チェロ組曲に移ってもイメージは変わらない ヴィオラのびびり音まで濡れた感じでよく聞こえるから不思議 SACDサラウンドでも聴いたがSACDステレオの方が好きだ 写真を見ても強い人のイメージを得た ヴィオラの音を真剣に聴いたのはルース・アズールデビューコンサートのゲネプロで錦田知子さんが素晴らしいソロを弾いているのを聴いて心に響いたのが最初だから 批評するような知識はない 上手い人がいるもんですなあ で

 

  

 SACDではありませんが夜遅くに素晴らしい音楽が流れる中(BOSEヘッドフォンですが) 本を読む 今日は気分転換にと工事現場で汗を流した 何となく心に暖かいものが流れてきたような気もする ごくごく低空飛行であるが少しは上昇しなきゃ 普段なら片付け日の29日になっても たくさんの仕事を抱え忙しいので一生懸命働いてくれる人たちに感謝

 残念ながら本が難しいのだ 頭に入らない 読んで理解できないと戻るのだが 疲れていると飛ばしてしまう こうなったら読後のイメージだけに期待するしかない

  201012292.jpg  中味のない人間 / ジョルジョ・アガンベン

 現代イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベン 28歳の処女作 といってもこれだけしか持ってないので(基本的に読むことがあってもフランス哲学です) 比較も出来ない 本の名前が素敵だが読み切るのは至難の業 眠たくなるとどうもダメだ もう12時45分 明日は実家・けいの里そして事務所の掃除だ もう寝なきゃ 明日にしよう  断念かも もう1冊難しいのを抱えている

 ポップ・アートもまた レディ・メイドのように生-産活動の二重のステータスの倒錯に基づいている しかしポップ・アートにおいては現象は何らかのかたちで転倒して現われ むしろデュシャンがレンブラントの絵をアイロン台として使うよう提案したときに考察した「相互的レディ・メイド」に類似している レディ・メイドがげんに技術的製品の領域から芸術作品の領域へと進むのに対して ポップ・アートは美のステータスから工業製品のステータスへと移動するのである

 

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