びっくり

 

201105222.jpg GIVE TILL IT'S GONE / Ben Haper

 

  正直ベン・ハーパーの作品とは信じられなかった ニール・ヤングに触発されて ジャクソン・ブラウンのスタジオで録音されたとか 判る気もするけど ずいぶん前に見た彼の「魂のステージ」(たしか渋谷クアトロ) と違う音楽スタイル 1曲目Don't Give Up On Me Nowは優しいポップロック 2曲目で内向的な詩を聴いて安心したら3曲目Rock N' Roll Is Freeでやられた そんなにもろロックンロールでやらなくても良いのでは 4曲目Feel Loveはとても美しい 彼はこれまでもバラエティに富んだ音楽構成をしてきたから 変わっても不思議ではないと 自分に言い聞かせた 気に入った曲は3曲

 ベン・ハーパーは元々はブルースマンと認識 1994年デビュー作「WELCOME TO THE CRUEL WORLD」をジャケットに惹かれて買った 私はあまり好きではない(好きになりたかったから努力はした)ライ・クーダーの黒人版的雰囲気で(私が思ったのではなくそう宣伝されていたと) ベースにブルース かげりのある力強いアコースティックな土を感じる音楽に何故か惚れて 以来リリースされたら買っていたと思う しかしファンと云うほどでもないから彼がどういう人かは全く知らないのだ 2003年の傑作「DIAMONDS ON THE INSIDE」は特によく聴いた この頃もいろいろな音楽が入っていたけどもっと昇華されていたような記憶があり ばらばら感は少なかった 歌詞はいつもメッセージ性が強く 5年前「BOTH SIDES OF THE GUN」という2枚組CDをリリースしてからは フジロックに来たくらい? 

 このCDもしばらくしたら理解できるのかもしれない たぶん次作もバラエティに富んでいるに違いないから それに彼は変わった人だけど 阪神大震災の時来日して ツアー中集めた義援金を自分の手で神戸の人たちに渡している(お役人は信じないとか) またコンサートを観てみたいし なにかを忘れて踊り揺れるのだ コンサートは興奮するけど 静かに語りかける曲が一番好きだ その典型が下の映像 

 

She's only happy in the sun / Ben Harper

 

 

 本日も日曜日だというのにいつものように走り回り 雨が降って通りすがりに横目で見る運動会がかわいそうだと思っていたら 夕方は晴れて蒸し暑く夜は涼しい また一週間楽しく頑張らなくっちゃ スケジュールをiPhoneに全て入れてないから 何があるのか・・・恐い恐い いまBSでポール・ポッツがオーチャードで歌った番組が流れている 最後の曲は当然「誰も寝てはならぬ」 英国でテレビに初めて出た時よりずいぶん洗練されている(当たり前だね)

 

 

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