ジョニ・ミッチェル


 私が音楽を聴き始めた1970年頃から彼女の名前は様々な音楽シーンで登場していた そして最高の音楽家であると評価されていた 現在に至る迄アメリカ最高の女性シンガー・ソングライター でも私は一枚も彼女のアルバムを買った事はない(記憶にないだけか) 不思議だけど事実 独特の歌い回しのフォークソング的だったからかも 見た目がぴんと来なかったからか 代わりに?ロック少年の私はパティ・スミスを多く聴いた(似ているところもあるが) そして50歳を迎える前2007年ハービー・ハンコックのトリビュートアルバムでやっと良さが判る様に

 ダウンロードしたアルバム2枚 一枚目は 1971年のBlue 傑作と云われている4枚目  1曲目のAll I Want からずっと素晴らしい 映像は5曲目Blue(ほんとにブルーになりそう) こんな寂しい気持ちの夜に同調してしまう  そして2枚目はスタンダードを集めた(セルフカヴァー2曲含む)2000年の‪Both Sides Now‬ もちろん30年の間がありフォークとジャズの香りが違うのだけれど 長い間遠くから見ていた人に近づいた気もする 年齢かな 歌詞は心に響くけどゆったりと余裕を持って聴ける ちょっと涙が出るけど

 
ねえ、青、これはあなたのために歌よ
針の上のインクみたいな歌
皮膚の下の
空いた隙間を埋めるためのね
そう、ここにはたくさんのモノが沈んでいる
水底でじっと考え込んでいるの
波が頭上を通り過ぎるだけ
私は見て回るだけ、通り過ぎるだけ
青、あなたを愛しているから
青、ここにあなたのための貝殻がある
耳に押し当ててみて、溜息と
くぐもった子守唄が聞こえるはず
それがあなたに呼びかける歌、私からの

 
Joni Mitchell - Blue



Joni Mitchell - Both Sides Now‬
オリジナルは1969年発売 彼女の2枚目のアルバムに収められている みんなどこかで聴いたことがあるメロディ そうあの名曲



私は恋のことをなに一つ知らない
悲しみや怖れや誇らしさ
愛してると大声で言うこと
夢や企み、サーカスに集まる人々
私は人生をそんな風に見ていた
でも今や古い友人たちはよそよそしく振る舞う
頭を振って、私が変わってしまったと言う
失ったものもあるけど、得たものもある
日々生きてゆく中で
思い返せばそれは人生の幻
私は人生のことをなに一つ知らない


ジョニ・ミッッチェル20代半ばの作品です
私はまだまだこれから勉強します
えっその歳でなんて言わないで
こんな感じで今日は終わりにします おやすみなさい
今日もありがとう また明日ね


 
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